今回訪れた「モンブラン福岡」は、糸島市と福岡市西区のちょうど境あたりの、周船寺駅から徒歩約10分あたりに位置している。閉店間際の訪問となったが、やさしい笑顔で迎えてくれた。
▲美しいお菓子たちが並ぶショーケース。皆キラキラ輝いている……!
▲系列店である「自由が丘モンブラン(東京)」は、上皇陛下のご成婚の際にケーキを献上したことがあるそうだ。期待が高まる。
悩みに悩んだ末、購入したのはメルヴェイユとタルトアプリコ。早く食べたくて急いで帰宅した結果、メルヴェイユの形が崩れてしまったことが悔やまれてならない……。
メルヴェイユ
※本当はもっと美しいんです。慌てて帰ったら崩れちゃいました。マジでごめんなさい……。
▲正しいメルヴェイユの姿はこちら。
メルヴェイユはフランス語で“素晴らしい(merveilleux)”という意味の言葉。
メレンゲをホイップクリームで覆ってチョコレートをまぶしたスイーツ(モンブラン福岡では、チョコレートなどではなく、さつまいもが使われている)で、北フランスやベルギーで200年以上前から愛されている伝統菓子。
お店で見た時思ったが、本当に美しい……。上がブリュレされてこんがりしているところも食欲を誘う。
▲ブリュレの良い色♪
ぱくっと一口。美味しい~~~! 思っていたより芋芋しい! さくっ、ほろっ、ふわっ、しっとり。
1番上のブリュレのカリっと感、メレンゲの層のサクホロ感、真ん中の芋の層のしっとりねっとり感、1番下のスポンジのふんわり感が一口で楽しめる。
どれもお互いを邪魔せずうまく口の中で調和して、色々な食感を楽しめる。
中には芋の層があり、これが濃厚でとても芋を感じることができるが、ふわっとした軽い生クリームのおかげで、まったく重くない。むしろ軽い。
ブリュレの香ばしい感じも、焼き芋を彷彿とさせてくれる。美味しい~。
タルトアプリコ
タルトアプリコとは、杏子のタルトのこと。タルト生地にずっしりと構えているこの子に惹かれてしまった。
とってもねっとりとしていて、舌に少しまとわりつくくらい濃厚……! 下の生地はしっとりとしていて、杏子はうまみがギューッと凝縮されているような味の濃さであった。甘味の強めのケーキだが、酸味の強いあんずの相性がいい。
今回はコーヒーと一緒に食べたが、紅茶などにも合いそうだなと感じた。
本当はこのお店、名前のとおりモンブランが人気である。次はそれを食べねば……!
皆さんも、気になったらぜひ行ってみてほしい。
▲モンブラン福岡のインスタグラムはこちら。
〒819-1102
福岡県糸島市高田4丁目26-21 「モンブラン福岡」
営業時間:10:00-18:00(定休火曜)