プレイステーション5のディスクドライブ不足が思ったより深刻な件 / PS5Proにディスクドライブ難民の可能性

プレイステーション5(PS5)のデジタル・エディションには、ディスクドライブが搭載されていない。ブルーレイディスクのゲームソフトを起動させたり、映画作品などを再生するには、別売りのディスクドライブ(CFI-ZDD1J)が必要だ。

PS5Proでブルーレイ使用するには別売りディスクドライブ必須

2024年11月7日に発売が予定されているプレイステーション5PRO(PS5Pro)にもディスクドライブが搭載されていないため、ブルーレイディスクの使用には別売りのディスクドライブを購入する必要がある。

日本全国でPS5のディスクドライブが不足

「ディスクドライブが欲しい人は買えばよい」のは確かなのだが、出費が増えるため、その点に批判の声をあげている人もいる。しかし、最大の問題はそこではない。いま日本全国でディスクドライブが不足しており、転売屋から高額な価格で買うか、強気の値段で高額販売している販売店から買うしかない状況が続いているのである。

普通の販売店もネットで高額販売

どれくらい品不足なのか? ちょっと待てば入荷して買えるのか? インターネットショップサイトを見てみると、どこも完売状態。売っていたとしても、強気の値段で高額販売している販売店のみ。転売屋だけでなく、普通の販売店もネットで高額販売しているのだから、健全な状況とは言えない。

家電量販店「ソニーさんが出荷していない」

では街のゲームショップや家電量販店では売られているのか? 完売でも入荷予定はあるのか? 今回、ヨドバシカメラにて店員さんに話を伺ったところ、ディスクドライブはすでに完売しているという。

また、いつ入荷するか予定もわからないとのこと。さらに「ソニーさんが出荷していない」とも語っていた。本当にPS5の本家本元であるソニーが出荷してない(できない)状況なのであれば、消費者はお手上げだ。どうしたって手に入らない。

PS5Pro発売でより多くのディスクドライブが求められる

このディスクドライブ不足がいつまで続くのか。もうすぐPS5Proが発売され、より多くのディスクドライブが求められるはず。PS5Proを買ったはいいものの、ブルーレイディスクでゲームが遊べない。そんなディスクドライブ難民が現れる可能性もある。

少なくとも2024年12月前までにディスクドライブ不足が解決しなければ、消費者とゲーム業界に「難」が生じるのは避けられない。……と思うのだが、皆さんはどうお思いだろうか。

これは妄想だが、どこかの倉庫に大量に残っていて、そこから一気に市場に流れる。……なんてことはないだろうか。希望を捨てずにディスクドライブの再入荷を期待して待ちたい。



※記事画像はAmazonのディスクドライブ(CFI-ZDD1J)販売ページより引用

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