2013年4月25日、記者会見を開き芸能界引退を表明した嶋大輔さん。
なんでも横浜銀蠅つながりで親交のあった三原順子議員に触発されて政治家への道を志したということだが、肝心の自民党からは「具体的な政策なしに、公認はしない」として来たる参議院選挙での公認を得られず。それではと東京都議選に方向転換を表明したものの、これまた確固たる支持母体を得られず立候補を見送りしたというバツの悪さだ。
80年代の和製ロックンロールを愛する筆者が、なんとなく現況が気になって『Twitter』で公式アカウントをチェックしてみたところ、6月20日付で
みなさん、何時もありがとう御座います この度 立候補を断念するに至りましたのは 全て私の不徳の致すところで御座います。
という無念のコメント。なんとも言えない哀愁を感じたが、それよりもなによりもショッキングだったのはフォロワー数。
43人!
Twitterを始めたばかりの高校生じゃあるまいし、つい最近までテレビに露出して主演映画まで製作していた有名人としては異常な少なさだ。これまで複数のメディアで報道されており、十分に周知されていたはずの嶋さんの政治家志向。一端ではあるかもしれないが、こうまでリアクションが少ないということは国民の嶋さんに寄せる期待が薄いことのあらわれと言っても間違いではないだろう。
近年の政治の混迷を経験して、日本の有権者もようやく冷静な観察眼が持てるようになったのだろうか。政策実現性の薄さを棚上げして知名度だけで勝負するタレント候補というものが過去の遺物となりつつあるのかも知れない。
※画像は『Twitter』から引用しました
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