JR立川駅から徒歩数分、いい感じの閑静な住宅地に『ラーメン二郎 立川店』(東京都立川市柴崎町2-10-1)がある。
『ラーメン二郎 立川店』のラーメンを食べる
行列はそこそこ長かったものの、さほど待たずに着席できた。店員さんたちがテキパキと手際よくラーメンを作ってくれるからこそのスピーディーさ。
並んでいる最中に購入したプラスチックの食券をカウンター上部に置いてラーメンを待つ。
ニンニクアブラマシにしてもらう
今回オーダーしたのは、小ラーメン(いわゆるレギュラーサイズ)に有料トッピングのショウガと玉子。それをニンニクアブラマシでいただく。ちなみにこの日は麺を少なめにした。
もはやラーメン二郎という生命体
目の前にやってきたラーメン。目に入るのは半分にカットされた玉子の卵黄。まるで生きているかのよう。もはやラーメン二郎という生命体。じつにウマそうである。
アブラと同時にホロホロに崩れた肉も堪能できる
このラーメン、アブラマシにしたのでアブラ多めなのだが、アブラに肉がガッツリと含まれており、アブラと同時にホロホロに崩れた肉も堪能できるというラッキーパターンだった。素晴らしい。ありがたいこと。
優しい旨味のホロホロ塊肉のハイブリッド
豚は塩気強めの固い部分と、優しい旨味のホロホロ塊肉のハイブリッドだった。いい。同じ食材でありながら、こうして味に「強弱」と「起伏」が生まれる展開、最高すぎる。
ひとり、かなり食べるのが遅いお客さんがいたが、一度も「無理しないでくださいね」「残してもいいですよ」「席移動してくれる?」と言わず、ゆっくり食べさせていた店主。優しい。とても優しい。寛大すぎる。ラーメン屋はビジネス。でも、お客さんが喜ぶことを優先してくれている気がした。
まあ、個人的には一部のラーメン二郎の殺伐とした緊張感ある雰囲気も好きなのだが、それは良し悪しの問題ではない。すべて良き。すべてありがたい。ごちそうさまでした。会釈。
ラーメン二郎立川店の豚が極まってた。よく考えるとラーメン二郎も人類も天体も、すべて銀河系の法則により宇宙に包括された存在なんよ。つまりラーメン二郎は宇宙が生み出したラーメンでありながらラーメンではない新たな料理。多元宇宙や弦理論と同様にラーメン二郎も未知なる宇宙創造の神秘なのだ pic.twitter.com/655bzYYcxS
— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) September 16, 2024