一般向けではない商品を扱っている会社も、認知度を上げるために企業PRを行うことが多いですが、多くはCMなどで企業名を言うだけという内容。圧縮ガス販売大手のエア・リキードも、企業や病院などに窒素や酸素などのガスを販売する会社で、一般の消費者が直接買うものではないため、一般の人には縁がない会社とも言えます。
エア・リキードは企業PRのために、気体に関する百科事典アプリ『ガス・エンサイクロペディア』を公開していました。また、気体関連の計算を行う『Easy Gas Converter』もリリース。今回はこの二種類のアプリを紹介していきます。
ガスの百科事典アプリ『ガス・エンサイクロペディア』
『ガス・エンサイクロペディア』は、ガス(気体)に関する情報を知ることができる百科事典アプリです。気体に限られますが、無料で使うことができるのが良いところ。対応は『iPad』ですが、今年の6月にAndroidに対応したアプリもリリースすると発表しています。
画面上に表示された元素名をタップすることによって、詳細を見ることができます。一般的な化学式はもちろん、利用用途などを知ることができます。さらに安全性なども見ることが可能。
元素の一般的な情報を知ることもできます。難点としては、雰囲気が堅めなところです。
気体がそのような用途で使われているかを調べることもできます。意外な発見があったりします。
危険であるかどうかも調べることができます。これも興味がある情報ではと思います。
ガスの単位を変換できる『Easy Gas Converter』
『Easy Gas Converter』は、ガスに関する単位の変換ができるアプリケーションです。こちらは実用的で、想定した利用ユーザーは、プロや学生。iOSとAndroidに対応しています。実用的ですが、遊んでいると意外な発見があったりします。
変換したい元素を選びます。当然ですが、選べるのは常温で気体の物質のみ。
炭酸ガス(CO2)の画面です。1平方メートル(1000リットル)で約2キログラムの重さがあることがわかります。意外に気体も重量があることがわかります。
いずれも完全なエンタメ系なアプリではないですが、意外な発見があると思います。是非、遊んでみてください。
iPad無料アプリ「ガス・エンサイクロペディア」 > Air Liquide Japan
http://www.jp.airliquide.com/ja/ipad.html[リンク]
Air Liquide announces its “Easy Gas Converter” mobile app for smart phones > Air Liquide
http://www.airliquide.com/en/air-liquide-announces-its-easy-gas-converter-mobile-app-for-smart-phones.html[リンク]
画像はwww.jp.airliquide.com、アプリ『ガス・エンサイクロペディア』及び『Easy Gas Converter』から引用