4月16日、YOUTUBE上で芸能プロダクション・株式会社カンドウから『Nゼロ(元AKBN0)緊急会見 とても残念なお知らせ』と題した動画が発表された。
動画は事務所関係者と思われる男性の
「先日、社内調査を行ったところ、複数のメンバーが特定のクライアント様(ファン)とプライベートで連絡をとりあっていることが判明しました。」
という前置きから始まり、芳澤ルンルン月(ルナ)、板橋ゆーみん優美、加藤ゆりりん友理奈、小川結夏(見習い)ら四人の脱退発表と板橋ゆーみん優美、小川結夏本人による号泣謝罪に続いた。二人の謝罪が終わった後、男性が再度あらわれ
「芳澤ルンルン月と加藤ゆりりん友理奈の二人はスタッフが目を離したすきに何も言わずに会社から逃げ出していきました。残念ながら二人には反省の色は見えませんでした。」
とある種の人格否定ともとれる報告と、会社の管理不足を詫びる言葉で締めくくっている。
Nゼロ(元AKBN0)は『AKB48の非公式ライバル』をキャッチコピーとするAKB48とは無関係の女性アイドルグループで、過去にも同様の脱退騒動があった。
こういう映像を見ると嫌でも連想してしまうのはAKB48峯岸みなみさんの丸坊主謝罪事件。
謝罪が本人の意思かどうかはさておき、一般に見せしめとも受け取られかねない動画を”いい大人”たちが運営しているはずの芸能プロダクションが公開するのはいかがなものだろう。しかも、峯岸みなみさんが一応20歳で成人していたのにくらべ、今回公開謝罪、もしくは”逃亡”したNゼロ(元AKBN0)メンバーはいずれも14歳の中学生。仕事上の規約を破ってしまったということ自体に弁解の余地はないが、プロダクションはたとえ解雇せざるを得なくとも精神的、社会的な影響を配慮し、充分なケアを講じる責任があるのではないだろうか。それが”人様の子を預かる”ということではないのか。
今回、解雇された少女たちは相当なダメージを負ってしまっただろうが、芸能界なんてものは一生懸命に賢く立ち回ればいくらでも起死回生のチャンスはあるので是非がんばってほしい。捨てる神あれば拾う神ありだ。最悪、筆者のようにフリーランスでも活動は続けていける。あまり仕事はこないけれども。
※画像は『YOUTUBE』から引用しました。
http://www.youtube.com/watch?v=4z0qeNRWA1c&feature=youtu.be