【ミルメないのかあるのか】は、「ガジェット通信」「GIGAMEN」「物書き屋のサッカーを笑うな」等で執筆している私、“香椎ミルメ”が気に入ったモノを好き勝手に取り上げていく連載です。vol.1の『悩みは消えないが、気持ちをラクにしてくれる一冊はどうでしょう?』はコチラからどうぞ。
今回はユニクロについて色々と。先週末、少し前に話題になった『レギンスカラージーンズ』を買おうと、近所の店舗を訪れた。昔からユニクロのジーンズは穿いているが、残念な悩みがひとつ。それは、ポケットに携帯電話と財布を入れるだけで、お腹回りが苦しくなるというもの。比較的細身の私はダイエットの必要を感じないので、ポケットの辺りにもう少し余裕があればと思っていた。
軽く10種類を超えている『レギンスカラージーンズ』の中で、割とオーソドックスな紺のデニム(Sサイズ)を試着することに。印象は……なんとも不思議な感覚。Sサイズでも程よく身体にフィット。いわゆるレギンスとまではいかないが、“いかない方”が有難い。きつ過ぎず、ゆる過ぎず。携帯電話と財布をポケットに入れた時、お腹回りに感じていた圧迫感は……まったくない。これで1,999円。もう1,000円高くても不思議ではない。
『レギンスカラージーンズ』を手にしてレジに並んでいると、前に並んでいた人が店員に何かを頼んでいた。少し離れた所にあった、少し大きめのカタログを手にすると、商品といっしょに詰めていた。自分の番になり、「あれ、何ですか?」と聞いてみる。すると「新作Tシャツのカタログです。入れておきましょうか?」との返事が。ユニクロは何度となく行っているけれど、こんなやりとりは初めてだ。
A3サイズのカタログは三部構成になっていた。新作Tシャツを着たモデルがズラリの【一部】。この種の広告は「何を着てもお洒落さん」がモデルを務めている……そんな気がするのは、平凡なナリをしている私だけだろうか。“タトゥーを入れているメンズ”と“MTVのTシャツ”の組み合わせを見ると、自分に似合うかどうかは想像力を働かせよう…と改めて自分に言い聞かせた。決して大袈裟ではなく。
世界規模のUT(Tシャツのブランド名)キャンペーンとオリジナルアプリ『UT CAMERA』の説明が紹介されていた【二部】。ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、東京でイベントを開催し、『UT CAMERA』を用いた10,000人参加の大撮影会を渋谷で実施したそうだ。以前は原宿にあったUTストアによく行っていた。地方出身者には新鮮だった。都会はあまり好きではないが、イベントうんぬんは素直にうらやましい。
最後の【三部】は、Tシャツのラインナップがビシっと。店員にも言われたが、もちろんすべての店舗に置いてあることはないが、今はネットで簡単に注文できる。ラインナップを眺めていると、『ピーナッツ』シリーズの安定感は異常である。また、私が好きな『ONE PIECE』シリーズは新世界編のイラストもちらほら。
『レギンスカラージーンズ』にも満足しているが、なかなか読み応えのあるカタログも悪くなかった。ユニクロを訪れる機会があれば、レジの“向こう側”に置いてあったモノまで手に入れてみてもいいだろう。
画像: ユニクロのサイトのキャプチャー
http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/jeans/men/