サンマルクカフェは7月28日(金)より「夏」をテーマにした期間限定の新商品として、ハワイの老舗チョコレートメーカー・ハワイアンホーストとのコラボレーション商品『プレミアムチョコクロ ハワイアンホースト マカダミアナッツ』と、果汁感あふれる『白桃スムージー&ちゅるんとジュレとジューシー果肉』・『アプリコットスムージー&とろ~り黄桃果肉ソース』、さらに夜空に舞う花火をイメージした季節限定パフェ『夏の夜空 美しく咲く 花火パフェ』を販売する。
発売前に報道関係者向けの記者発表会が行われたので試食した。
『プレミアムチョコクロ ハワイアンホースト マカダミアナッツ』は、『チョコクロ』をちょっとリッチに進化させた『プレミアムチョコクロ』シリーズの限定商品だ。ハワイの老舗チョコレートメーカー・ハワイアンホースト監修のもと、同社の代表的な商品「マカダミアナッツチョコレート」の味わいを、サンマルクカフェオリジナルのチョコクロで表現。生地にチョコレートを練り込み、ごろごろっとしたマカダミアナッツとサンマルクカフェオリジナルのチョコレートを包み込んだ。さらに、上部にはチョコレートの甘味をより引き立たせるためシロップを塗り、細かく刻んで香ばしく焼き上げたマカダミアナッツをふんだんにトッピング。
生地も中もチョコレートなので甘いには甘いが、不思議とパクパクといってしまう不思議さがある。上質なチョコレートと男性も大好きなマカデミアナッツのおかげで上品に仕上がっている。
ドリンクの2種類は、真夏にぴったりなさっぱりとした味わいの白桃とアプリコットをベースに、フルーツの自然な甘みと美味しさを感じられる果汁感たっぷりでジューシーなスムージー。
『白桃スムージー&ちゅるんとジュレとジューシー果肉』は、国産の白桃を贅沢に使用し、白桃をそのまま食べているかのようなジューシー感溢れるスムージーに仕上げた。トッピングには、シロップ漬けした白桃の果肉と、ちゅるんとした白桃ジュレをのせ、どこを取っても白桃感が満載なドリンクだ。
夏に桃果肉やシロップは暑苦しいと思っていたが、それに負けない冷たさがすぐに脳天に突き刺さるので「頭キーン」には注意。それほど夏向けに仕上げられている。
『アプリコットスムージー&とろ~り黄桃果肉ソース』は、アプリコットの自然な甘さと程よい酸味を生かしたすっきりとした味わいのスムージー。とろっとしたアプリコットソースでシロップ漬けした黄桃の果肉をトッピングすることで、ジューシーな果肉感と黄桃の甘さが合わさったフルーティーな味わい。果肉自体の美味しさはもちろん、スムージーと合わせて飲むことで、果汁や果肉感満載のフレッシュな味わいが口の中いっぱいに広がる。
今回の新商品の中で事前情報を入れずに個人的に最も期待したのはこれだ。アプリコットの甘酸っぱさを生かし切ったスムージーは男性にもピッタリ。確実に素材の味を楽しむには少し溶けたところをかき混ぜて、フローズンとジュースの中間程度で飲むのがおススメ。今夏の暑さではすぐに溶けてしまうだろうからテイクアウトの場合は、外に出たらかき混ぜる準備だ。
カップルには男女ペアで注文して暑い公園や海岸等で散歩しながら飲むのがオシャレか?
『夏の夜空 美しく咲く 花火パフェ』は、2023年6月に登場し大人気の『濃いお抹茶ソースの宇治抹茶パフェ』に続く、季節限定パフェの第2弾。代表的な夏の風物詩である「花火」をモチーフに、夏の夜空に美しく咲く花火を表現するため食べた瞬間から口の中で消えてなくなる「おいり」や「わたあめ」を使用した。
「おいり」は、香川県の名産品で、古くから婚礼のお祝い菓子として親しまれ幸せの象徴とされている米菓だ。ふわっと溶ける軽い食感で花火の儚さを、淡いピンクや黄色の可愛らしい色合いで花火の華やかさを表現。北海道ミルクを使用した濃厚な味わいのソフトクリームと合わせることで、新たな味わいと食感が楽しめる。「わたあめ」は、ふんわりとした見た目を雲に見立て、そこに金粉を振りかけることで、花火のきらきらした様子を表現。口の中に入れた瞬間から甘く溶けて消えていく様を花火が消えていく様子と掛け合わせた。
本品はソースなし・キャラメルソース・チョコソースから選択できる。ソフトクリームに砂糖の塊のようなわたあめという組み合わせは正気ではない。しかし、正気でないからこそ今まで見たことのない組み合わせで、わたあめがソフトクリームで簡単には溶けないという新発見と、ソフトクリーム自体の冷たさで甘さをさほど感じず、甘さをふんわりとしたわたあめが担っているところに技ありを感じた。甘いのは確かだが、恐れおののく必要はなく気軽に注文したい。ただし前述のソースはかなり味を変えてしまうので、好みがある場合はそれでいいがプレーンな味わいを楽しみたい場合はソースなしを選択するほうが良い。
甘さと美味しさと楽しさを兼ね備えた夏限定の新商品でゆったりと、あるいはアクティブにこの夏のカフェライフを楽しみたい。
※写真はすべて記者撮影