C-Unitedは全国の『カフェ・ド・クリエ』において、ドリンクメニュー「ソルベージュ R.プレミアムチョコミント」「ソルベージュ チョコミント」、スイーツメニュー「珈琲 ゼリー チョコミント」を発売する。発売に先立って行われた報道関係者向けの試食発表会を取材したので、一足お先にレポートする。
カフェ・ド・クリエの顔ともいえるチョコミントは、毎年さまざまな改良を重ね、ついに今年で10周年目となるチョコミントの発売を記念して、カフェ・ド・クリエ 史上最強のミント10倍「ソルベージュ プレミアムチョコミント」が登場する。
爽快な味わいのチョコミントのソルベージュに、鮮やかなミントミルクアイス、 時間経過とともにパリパリ食感になるチョコレートソースをあわせた。
スイーツメニューの「珈琲ゼリーチョコミント」は、各店舗で作るほろ苦い珈琲ゼリーに、ミントミルクアイス、パリパリのチョコレートソース、ホイップをトッピングし、さらにミントシロップでミント感を感じることができる。
甘いのが苦手な男性でも、これならば珈琲ゼリーの苦みが主要な味の構成になっているので、最初から最後まで美味しく食べることができる。コーヒーゼリーが多めに入っているので、少し残してアイスやクリームを全部混ぜて飲むように食べるとスッキリしたチョコミントがコーヒーゼリーにプラスされていい感じだ。
定番の「ソルベージュ チョコミント」も発売される。ミントとチョコレートの味わいのバランスが良い、定番のソルベージュチョコミントで、非常にオーソドックスなチョコミントだ。ミントが特に強く主張するわけでもなく、しかし夏に向けての清涼感と爽快感はミントでないと出せないので定番の名にふさわしい「甘ひんやり」ないつもの味わいだ。
さて、ミント10倍のソルベージュにミントミルクアイスと、時間経過とともにパリパリ食感になるチョコレートソースをあわせた「ソルベージュ プレミアムチョコミント」は、アイスの部分は定番品と同じだ。下のドリンク部分のミントパウダーが10倍になっている。しかし見た目がもう毒々しい。食品に青色というのは業界では御法度色だ。考えてもみてほしい、ブルーのパイナップル、ブルーの白菜、ブルーの生肉を見て食欲がわくだろうか。極端な例だが、そういうことだ。
そういうご法度を犯してまで登場した10倍ミントを食べてみた。ストローでドリンク部分をすすると、「10倍をなめんじゃねーぞ!」とばかりにカキーンと脳に突き刺さる。真夏にはいいかもしれないが、これはアカンやつや。と、おもむろに溶け始めている上のアイスをドリンク部分にパリパリになったチョコレートソースとともに混ぜ込んでみる。するとまろやかだが確実にミントが主張するひんやりドリンクが完成した。最初の一口は10倍が伊達ではない強烈なミント感を脳で感じ、その後はアイスを混ぜ込んで若干だがまろやかにして味わうのが正しいと感じた。
記者が試食したのは店頭で販売するカップではなく、開発用の試食カップつまり小さいサイズでこれだったので、商品版の通常サイズで10倍のまま飲み干すのは危険極まりない。
ちなみに今回は10周年で10倍というコンセプトだったのだが、開発者に15周年では15倍、20周年では20倍にするのか?と問いただしたところ、笑ってうまく逃げられてしまった。このままで100年後には100倍になっていることを強く望む記者であったのだが、そのころには生きていないので「後は野となれ山となれ」だ。そんな楽しさや妄想も提供してくれる真夏に向けたドリンクだ。今から練習しておいた方が良い。
※写真はすべて記者撮影