どうも、特殊犯罪アナリストの丸野裕行です。
このような稼業を持っていると、オシャレヘルス系、泡系、密着接客系、映像出演系、エステ系、パパ交友系など、様々なジャンルで活躍する女の子たちを取材したり、知り合ったりすることが多いんですが、夜の蝶である彼女の話を聞けば聞くほど「深い人生を歩んできたからこその名言」に出会うことがあります。
夜の蝶ならではの現実や価値観、柔軟な頭の良さなど、はたと膝を叩いてしまうことがあります。
好評をいただいているこのシリーズ、今回も「夜のお仕事系女子」たちによる”人生訓”を筆者独自の取材ノートから集めました。
「口説こうとしてくる客」への本音
・泡系女子(23歳/京都出身)
「お客で誕生日プレゼントだったり、一緒ケーキを食べようとスイーツを買い込んでくるがいるけど、それより現金が欲しいし、1日中延長してくれた方がいいに決まってる」
・オシャレヘルス系女子(28歳/福岡出身)
「偉そうに入ってきて、IT企業を経営しているなんて野暮な自慢をしてくるお客は“付き合わない?”なんて言ってくるけど、そんなプライドは部屋前のドアノブにかけてから入ってこい」
美容を怠らない女たち
・エステ系女子(23歳/宮城出身)
「私は17歳の時に泡系女子だった母に勧められ、整形をしています。崩れないように命を懸けてます」
・交友クラブ系女子(26歳/愛媛出身)
「男はどうせ、顔と胸、お尻にしか興味がない。そこまでイジッていれば、多くの男が私に貢ぐ」
・泡系女子(33歳/奈良出身)
「お店の部屋の入り口で“いらっしゃいませ”と三つ指をついて出迎え、こちらが顔をあげた瞬間に相手は“あっ”と驚く。三十路冥利に尽きるとはこのことですね。ちなみにいつも24ぐらいに見られます」
・パパ交友系女子(21歳/鹿児島出身)
「まだハタチ、されどハタチ」
夜の蝶に嫌われる男たち
・泡系女子(24歳/三重出身)
「ほろ酔いで入ってきて、最終的に“やっぱり無理だわ”という客のほとんどがブサイク」
・密着接客系女子(22歳/大阪出身)
「無精ひげ、汚い服装、靴も汚い、足が臭う……そんなやつはここに入店資格9級もあげられない!」
・映像出演系女子(23歳/長崎出身)
「汁(男優)はいい。たちが悪いのは、女優に優しくできないプライドが高い中途半端な売れていない男優」
プライドがものをいう仕事
・オシャレヘルス系女子(24歳/福島出身)
「胸を張って、パネルに出ている子もいる。そんな女子に恥をかかせるイカない男は恥を知れ」
・密着接客系女子(23歳/福岡出身)
「“なんでこんな仕事しているの、可愛いのに……”。人にはいろんな事情がある。それを汲みとれない男は最低」
・エステ系女子(27歳/愛媛出身)
「もうダメだと思うことがあるんです。でも、女に生まれてきた武器を最大限に利用する、それが私の誇りです」
もはや文豪の域
・泡系女子(28歳/静岡出身)
「女が劣ってるとは思わない。幼稚な男がようやくこちらのレベルまできた」
・泡系女子(29歳/滋賀県出身)
「ブルースリーの“考えるな、感じろ”の言葉は、あれは女へのエール」
・映像系女子(36歳/島根出身)
「男は人を愛することを度々忘れる、他に興味があることがあるから……。でも女はずっと誰かを愛している」
辛辣な名言
・オシャレヘルス系女子(26歳/富山出身)
「雑に扱ってくる惚れたお客を個室内で何度か殺そうと思ったことがある」
・泡系女子(39歳/中国出身)
「私の国ではペロペロしない」
・映像系女子(25歳/佐賀出身)
「尽くして尽くしてつくしなさい、私に!」
・密着接客系女子(28歳/静岡出身)
「“ピンクのものが好きでしょ?”“アイスクリームが好きなんでしょ?”と言ってくる客。私は酒豪じゃ、イカの塩辛が好物で悪いか。お前こそお花畑に行ってこい!」
やっぱりディープな人生を過ごしているだけあり、とてつもない名言がどんどん出てきますね。これからも、夜の街での名言、アウトロー、一般社会やグルメな世界での名言も綴りたいと思います。ホントにちょっと恐ろしくなりますけどね……。
(C)写真AC