もはや神話級のカリスマ的人物・山岸一雄さんが創業者の『東池袋 大勝軒 本店』(東京都豊島区南池袋2-42-8)。つけ麺の生みの親と呼ばれている山岸一雄さんのラーメン店とあって、訪れる客の多くがつけ麺をオーダーしているようだ。
普通のラーメンを食べてみた
だからこそ、大勝軒でつけ麺ばかり食べ、ラーメンを食べたことがない人がいるのではないだろうか。ということで、大勝軒で普通のラーメンを食べてみた。
オーソドックスなラーメンは中華そば
大勝軒は複数の店舗があるが、『東池袋 大勝軒 本店』でいちばんオーソドックスなラーメンは中華そば(950円)。小サイズもあるので小食な人には嬉しいかも。食券を買ったらテーブルに座って食券を店員さんに渡して待つ。
きざみニンニクではない
卓上にはニンニクがある。ラーメン二郎のごとくニンニクマシマシにできるのは嬉しい。とはいえ、ここのニンニクはペースト状なので、きざみニンニクではない。
チャーシューはスープ染み込ませて楽しむタイプ
やってきたラーメン。けっこう麺量が多い印象。最近、麺量が少なすぎるラーメン屋が多い印象なので嬉しい。チャーシューは薄めだけど硬めでパサつきあるから肉汁は期待できないけど、そもそも肉汁に期待するものではなく、スープ染み込ませて楽しむタイプかも。
ダメではない! 許せる範囲で薄いだけ
麺はうまい。つるつるしててどんどん食べられる。えっ、いいじゃん!! スープもうまい。ズルズルすすってて心地良い! が、大勝軒のつけ麺の濃さを知っていると、「つけ麺のスープを薄めた感じ」に思えてしまうのも事実。もっとスープは濃くていいかな。でもうまい。ダメじゃない。許せる範囲で薄いだけ。
スープを口に運ぶレンゲが止まらない
2/3ぐらい麺を食べたら、そこにニンニクをたっぷり投入。スープによくなじませて、麺にニンニクテイストを付加。それをズズッとすすれば、繊細だったスープが刺激的にメガ進化。ベースの旨味は大勝軒なのに、ちょっとラーメン二郎寄りに。たまんねー! うめえ!! スープを口に運ぶレンゲが止まらない。どんどん飲んじゃう。
ラーメンしての完成度は高い
『東池袋 大勝軒 本店』のラーメンはうまい。繊細なのでパワフルなつけ麺の旨さを求めると「ちょっと違うな」と思うかもしれないが、ラーメンしての完成度は高い。良き。
大勝軒本店のラーメン食べたけどうまいね。スープはもっと濃くてもいいと思うなぁ。2倍ぐらい濃くても良い。でもそこまで言うならつけ麺にしろと言われそう pic.twitter.com/OEl4ZnaD8q
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) December 25, 2022