朝食のパンは 小麦粉の白い食パン ではなく 黒パンと呼ばれる ライ麦パン が良い理由

  by あおぞら  Tags :  

 とかく1月は太りがち。お餅の余りも気になるので、ぜんざいに入れてみよう、薄く切って数日天日干ししておかきにしても超絶うまいんだ~! と料理上手の方は腕を振るって、それらを食べるとまた太る…..

 寒い日は鳩も人間もじっとしていることが多く、人間の場合はお家に何かしら食べるものがあるので、鳩みたいにじっと出来ればいいけど、こたつの上のミカンやら、冷蔵庫の中からプリンなど出して食べてしまうことも度々。

 さて、皆さん、これの何がいけないかというと、余計なカロリー摂取もあるのですが、ぜんざいの材料の小豆はカリウムやマグネシウムが多いので成分はアルカリ性なのでが、大量の砂糖や、お餅は酸性食品です。また、乳製品も一般的に酸性食品です。

 過剰な栄養を体に摂り入れ、それらが酸性食品と言うのはダブルパンチでよくないわけなのですね。

 酸性食品を毛嫌いする必要はないと思いますが、同じように口にするものなら栄養価は高く、カロリーは低いものが体には圧倒的に良いのです。

 例えば、パンを朝食にする方は、日本の場合は一般的に食パンを召し上げることでしょう。日本の食パンはスーパーで売っている普通の食パンが美味しく、トーストにしてもサンドイッチにしても抜群なのですが、栄養価は期待できません。

 玄米を好まれる健康志向の方は、精米した白米を避けるように、白いパンを避ける知恵者の方も増えていると思います。アメリカのプロバレエダンサーの朝食を紹介する番組を見たら、そのプリマドンナは「白いパンは栄養価ゼロ、食べても意味がないから私の朝食は茶色いライ麦パン!」と誇らしげに語っておられました。

 アメリカのスーパーには、このライ麦パンのスライスが売られています。多少割高ですが商品を手にするとどっしり感が手に伝わります。サンドイッチにしても、トーストにしても美味しいですし、特にサンドイッチは専門店のような仕上がりになりますし、形が崩れにくいので持ち運びに便利です。

 また、パン自体がしっかりしているので、トーストにしていくつかに切り分け、クリームチーズや、パテのようなペースト状のものを乗せてもしっかりした硬さがあります。大皿1枚にならべて、サラダ、果物を切って盛り付けると、ホテルのビュッフェ式スタイルの朝食みたいに仕上がります。

 このライ麦パンは朝食に最適で、腹持ちがいいし、咀嚼回数が多いので消化を助け、また、小麦粉のパンと違ってビタミンB群が豊富ですから、たんぱく質の効能を上げるためダイエットに最適と言われています。

 ビタミンBが不足すると、お肌がボロボロになったり、口内炎ができやすくなるそうですが、ビタミンBを多く含むライ麦パンならそれらを防いでくれます。

 新しい年が始まり、朝食のパンを普通の食パンから、ライ麦パンに変えてみてはいかがでしょうか? 小さな変化かもしれませんが、ライ麦パンに慣れてくると、真っ白い食パンが物足りなく感じるかもしれません。

 それよりなにより健康的だし、栄養価は高く、糖質は低く…. これ朝から最強じゃないですか?

ニューヨークから発信しています