先日ご紹介した”ソーシャルなごちそう系サービス”の記事(※)がご縁で、『肉会』(http://nikukai.jp/)の代表はあちゅうにインタビューをすることが出来たので、今日はそのはあちゅうさんへのインタビューを掲載したいと思います。
『肉会』とは、肉好き男女が集まって、焼肉をいっしょに食べに行ったり、おごってもらったりする、ソーシャルな焼肉会マッチングサービスです。
ということで、『肉会』についてのインタビュー、そして様々な活動を精力的に続けているはあちゅうさんの今後の野望を問答形式で語っていただいたので掲載していきたいと思います。
Q1.『肉会』を始めたきっかけ
-さて、さっそくですが、話題の『肉会』ですが、始めようと思ったきっかけは何でしょう?
Facebookで全く知らない同士が繋がるサービスが続々とリリースされているのを見て、Facebookでの出会いが面白いと思ったことと、肉が好きだったことから、その2つを組み合わせたサービスにしようと思いました。
会ってご飯を食べることが前提のサービスなので、会うまでの手間暇(メールでのやりとりなど)が最小限なところが、気にいっています。
-ソーシャルな食事サービスは他にもいくつかありますが?
ソーシャルランチやコーヒーミーティングなど、ビジネス的なマッチングを支援するサイトが周りで流行っていた時に、純粋に、ビジネス的な下心無しで出会えるものがあってもいいかも、とも思いました。
-実際反響はいかがですか?
知らない同士が初めて会う時に「焼肉」というのはかなり会話が進みやすいコンテンツで、肉が運ばれてきた時や焼き加減などの話題で会話が成立するので、「肉」推しにして正解でした。
Q2.『肉会』運営で興味深かったことと、今後の展望
-ぶっちゃけいろいろあると思うのですが、運営してみて始めて分かったこと、興味深かったことや予想外だったことはなんでしょうか?
「肉会」という名称のせいだと思うのですが、男女の出会いを支援するサイトだと混同されることが多いです。
マッチングは完全にランダムで、ペアも同性同士や異性と組めるし、相手ペアにも異性、同性関係なく現れる仕様なのですが、「男性なのに、男性が候補相手として表示されます」などの問い合わせが結構来ました。
それから、成立後は、食べるものは別に焼肉じゃなくてもお寿司でもお魚でも自分たちで決めればいいと思うのですが「焼肉じゃないとダメ」と思っている人が多いのか、「お寿司会をつくってください」「パンケーキ会をつくってください」などの要望があったことも、予想外でした。
-なるほど、色々と需要は多そうですね。今後の『肉会』の展望などありますか?
iPhoneアプリを制作中です。メンバーが全員、本業を持っているのでなかなか進んでいないのですが、年明けにはリリースしないと…と思っています。
-たしかにアプリが出ればもっとユーザービリティは高まりますね。
今年の秋に、関西版がやっとオープン出来たのですが、「肉会」登録者が10万人くらいになって、全国で毎晩肉会が行われるようになればとっても嬉しいです。
Q3.『はあちゅう』としての野望
-『肉会』からは離れてしまうのですが、何か今後の野望ややりたいことはありますか?
昔から言っているのですが、世界中を好きな人と旅しながら、自由に働きたいです。
そのうち、そんな生活が出来る方法を考えようと思います。
Q4.『はあちゅう』から伝えたいこと
-なるほど、その働き方は憧れちゃいますね。最後に、何か伝えたいことなどありますか?
肉会にハマって、毎日12時が楽しみだとか、肉会からの出会いが仕事や恋愛に結びついたという報告を受けるととても嬉しいです。運営者冥利につきます。それから、とにかく人が足りないので、運営のお手伝いをしてくださる方は随時募集しています。
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ということで、今話題のサービスを運営する女性はあちゅうさんへのインタビューをお送りいたしました。書籍を書き下ろしたり、イベントに出演したりなどと、何かと忙しそうなはあちゅうさん。『肉会』の発想もそうですが、新しい働き方への野望なども抱いており、とても魅力的な女性でした。今後の活躍が楽しみなので、引き続きウォッチしていきたいと思います。
(※ 前回記事:http://getnews.jp/archives/268494)
ー画像ははあちゅうさんより頂戴しました