< オランダ坂の入り口=石畳(長崎、東山手町 著者撮影/RICOH GRII)>
長崎…なんて甘美な響きだろう!長崎から船で30分ほどの島で生まれたが、そんな場所で人が何気なく「長崎」と口にするとき…美しい街、ワクワクする街、ロマンチックな街…という特別な思いが込められている。まあそんな街だ。
故青江美奈さんの代表曲長崎ブルース(古い曲で申し訳ない、残念なことに最近ではこの手の曲は皆無なので)という曲で、歌詞の中で登場する長崎の名所や特産品は下記の通り。
<「長崎ブルース」中に登場する名所・名物>
思案橋、丸山、石の畳(オランダ坂)、ガラスの絵(ビードロ)、南蛮屏風、ザボン
いやいや、一つ一つがなんとも甘い響きではないか。名所名物を羅列するだけで歌になってしまう街ってなかなかないのではなかろうか?
なんとかなりそうなのは京都、東京、横浜ぐらいなものではないか?博多、神戸、函館ではちょっと苦しい、というかそんなに有名でロマンチックな場所や特産品が歌詞にできるほど多くない。
了