フェアフィールド・バイ・マリオット栃木宇都宮

  by 飯島麻夫  Tags :  

< フェアフィールド・バイ・マリオット栃木宇都宮(栃木、宇都宮 妻撮影/iPhone)>

昨年11月、宇都宮の餃子でも食べてみようとGoToトラベルクーポンを使ってフェアフィールド・バイ・マリオット栃木宇都宮に一泊旅行した。各地に展開中の「フェアフィールド・バイ・マリオット」は通常のマリオットホテルとはコンセプトの異なる、カジュアルに過ごせる地方に特化したレジャー型ホテル。

宇都宮駅から車で20分、宇都宮ICからは7分のロケーションで、「道の駅」ということからも車で利用するのが前提と考えるべき。注目すべきは部屋ごとの料金体系で、一部屋(ベッド二つ)を一人で利用しようが四人で利用しようが料金は一部屋分で変わらないことだろう。多少寝床が狭くても構わないという家族づれなどにとってメリットは大きい。

近くに道の駅「うつのみやろまんちっく村」がある…というよりむしろ道の駅の中に当ホテルがあるといった方が良いだろう。しかもこの道の駅は東京ドーム10個分という広大な敷地面積を持つ施設でただの道の駅ではない。常識的な地元の生鮮食料品をも取り扱う売店、レストランの他に、温泉施設やレジャーアトラクション施設まで備えている。ホテル自体はレストランもバスタブもない(シャワーのみ)シンプルなホテルだが道の駅の施設へのアクセスは容易なのでむしろそちらを利用してください…ということだろう。道のエリア「集落エリア」内に温泉「湯処あぐり」、市場「あおぞら館」、フードコートもあり十分歩いて行ける距離だ。

訪れた時はコロナ禍で肝心の道の駅で営業する店舗やレストランの大部分がやっていないか、早く閉まってしまったかで、道の駅中のホテルという差別化の要を十分に享受できなかったのが残念なところ。ただ、子供連れだと食事に連れて行ったあとまたお風呂に外出というのは、運転で疲れているだろうに、お父さんお母さんの負荷が高いかもしれない。

設備としては比較的新しく、決して豪華とか重厚とかいうのとはほど遠いにせよ、清潔で十分に広く快適なもので全然問題ないという印象。コーヒーがいつでも飲めるロビーも広く座れる椅子も多めになっている。道の駅のホテルということで買ってきたものを食べたい場合はこちらで…ということなのだろう。

総じて、初め利用する人は「マリオット」というブランド名から「マリオットにしてはなんて簡素なホテルだろう」と思ってしまうこと必至。が、そもそもホテルのコンセプトとして手厚いサービスを提供するホテルではないので、そこら辺は十分理解した上割り切って利用すれば全く問題ない。

「人の10倍考える」を信条に色々とやってます。 元銀行員で現在も金融系のIT開発等に携わるフリーランス。JICA国際協力ボランティア(パプアニューギニア)

ウェブサイト: https://rensai.jp/author/asaoiijima http://www.netlaputa.ne.jp/~asao http://www.netlaputa.ne.jp/~asao/portrait http://www.netlaputa.ne.jp/~asao/i

Twitter: asaoiijima

Facebook: asaoiijima