美瑛の青い池 写真を撮るなら今のうち?

  by 飯島麻夫  Tags :  

< 美瑛の青い池 (北海道、美瑛 著者撮影/NikonD200)>

< 海地獄 (大分、別府 著者撮影/NikonD750)>

「インスタ映えスポット」というのは写真を撮って「きれいでしょ」以外に特に書くこともない。夏の北海道が人気なのも、京都や奈良の寺社のように難しいことは抜き=「何も考えなくて良い」つまりわかりやすい…これに尽きるんじゃないか?

どのような科学成分がどの波長の光を反射したり吸収したりの結果として「青く見える」てなことは専門家でもない限りよくわからないことだ。ちなみにこの池が青く見えるのは周辺の地盤から出る水に含まれるアルミニウムが作り出すコロイドのせい…と言われても「ふ〜ん」と解ったような顔をして頷くぐらいしかできることはない。

別府の海地獄もきれいな青色だがこちらは温泉成分に含まれる硫酸鉄が作り出すコロイドとのこと。コロイドというのが共通のキーワードだが…わかりやすいというより、むしろわかる必要がない?

ちなみに青い池の中に立っている枯れ木だが、そのうち無くなってしまうのは必至。同じく北海道の野付半島のトドマツの残骸であるトドワラも今ではほとんど朽ち果ててしまったとのこと。木がなくなるとほとんど海地獄と同じ光景になってしまうだろう。写真を撮るなら今のうちだ。

「人の10倍考える」を信条に色々とやってます。 元銀行員で現在も金融系のIT開発等に携わるフリーランス。JICA国際協力ボランティア(パプアニューギニア)

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