西友は料理負担を解消するインスタント食品を野菜を使ってヘルシーにランクアップし、料理の手間抜きと栄養不安解消の両立を目指す「ちょい足し野菜 プロジェクト」の第二弾を4月29日より公開する。
今回は第二弾として主婦の家事負担の増加傾向にある大型連休をはじめ、日常的な料理の手間抜きをサポートすることを目標に、これからの季節に旬を迎え身体にもうれしい野菜を使ったちょい足し野菜レシピを考案したということだ。
前回の第一弾でも手間抜きならぬ「手抜き」料理を記者が作ってみたが、今回も数あるレシピの中から1つを選んで同社の「みなさまのお墨付き」ブランドを使用し、少しアレンジを加えて作ってみたので、オリジナルのレシピともどもお試しいただきたい。
「“ちょい足し野菜“プロジェクト」公式
WEB サイト: https://www.seiyu.co.jp/campaign/ctv3/
大盛り麻婆春雨ナスwithパプリカ
今回の記者が作った「大盛り麻婆春雨ナスwithパプリカ」のもとになったレシピは【ボリューミーなのにカロリーを抑えられる!】「レンチン一撃!麻婆春雨ナス」で「担々風春雨スープとなすをレンチンするだけで味の染み込んだ麻婆春雨なすが作れる画期的レシピ ダイエット中の小腹満たしにも」という説明がある。
これをもとにナスとピーマンの代わりにパプリカを使い、たっぷり食べて小腹どころか1食になる分量で作ってみた。
材料は「担々風春雨スープ」、パプリカ大1個、ナス3個入り1袋の以上である。お好みの調味料があれば適宜使用したい。
オリジナルはナス1個だけだが、これを3個に増量し、パプリカ(ピーマンでもよい)を加えたのが大盛りになる要素だ。
パプリカとナスを適当な大きさにカットして電子レンジ対応の容器に入れておく。多少大きくても加熱するので問題はない。この時に、電子レンジで少し煮込む形になるのでスープが染みやすいように、また煮崩れしないように、そして少し甘味を加えるために本みりんを振りかけておくと良い。日本酒や料理酒でも構わない。こういう細かいところが「それらしく」するコツだと勝手に満足する。確か「みなさまのお墨付き」ブランドにも料理酒や本みりんはあったはずなので1本キッチンに置いておくと何かと活用できる。
そして「担々風春雨スープ」の中身を全部容器に入れて水を投入する。塩コショウを後で入れて味を調えるのが普通だが、自信のある方はこの段階で味を決めるために投入してもよい。
そのまま電子レンジで5分から8分煮込む。上のナスは完全にスープが染みていないが、これはこれでナスの歯触りを楽しむことができ十分柔らかいのでこのままでよい。下のナスは完全にスープが染みてマーボーナスのようになっている。
好みの容器に盛り付けて出来上がりだ。3個分のナスは完全に大盛りだが、案外ペロッと食べられてしまう程度の大盛りなのでお腹がすいた時に試していただきたい。
子どもが嫌がる野菜の青臭さも、最初にお酒を加えることで煮込むときにエタノールと一緒にほとんど飛んでいくので気にならない。
お好みでラー油やトウガラシを加えても良いだろう。単体でも満足できるが、ご飯のおかずにもいいし、もう少し煮込んでスープを少なくすればピリ辛のお総菜になるので酒の肴にもなるだろう。
三度目の緊急事態宣言の中で、インスタントやレトルト食品が頼りになる大型連休になりそうだが、それでも少しだけ手を加えて「それらしく美味しい」料理を作るだけで気持ちもお腹も舌も満足するだろう。
巣ごもり生活でストレスをためこむほど損なことはない。本格的に作るのは無理でも、本品のような半完成品を有効に使うことにより満足を得ることができるのであれば、積極的に活用したい。「頑張れ自分」を胸に乗り切りたいものだ。
※写真はすべて記者撮影