ジャパンフリトレーは「ドラゴンポテト」をリニューアルし、4月12日より『ドラゴンポテト コクしお味』と『ドラゴンポテト うまチリ味』を全国発売している。
以前に本シリーズ品を砕いてピザ風の軽食に仕上げた記事を書いたが、リニューアルということなので今回はそのものの味をレポートする。
ドラゴンポテト コクしお味
『ドラゴンポテト コクしお味』は、やさしいポテトの風味とコク深い旨みがジュワっと口の中に広がる、やみつきになる一品ということになっている。
本シリーズの特徴の一つとして立体的に作ってあるので、歯触り舌触りが軽くしかし充実感があるといことが挙げられる。もちろん、それは変わっていないのだろうが味が気になる。
実食してまず感じたのは従来品もそうだったが、ジャガイモそのものの味と風味を感じられるところだ。仮にジャガイモをカットして焼いたり揚げたりして食べても同様の風味になるだろう。それほど素材の味わいを生かしている。
本品はコクしお味なので塩辛いビールのおつまみに最適なものだと予想していたが、それにとどまらず普通におやつとしてドリンクなしでも食べることが可能なようだった。
濃い味付けではなく、ダシがきいている日本人好みの大人の塩味といったところか。プレスリリースを確認してみると、やはり昆布とチキンのうま味を加えてコクを出していた。おつまみは言うに及ばず、仕事中の間食にも違和感がない。
ドラゴンポテト うまチリ味
『ドラゴンポテト うまチリ味』は、香辛料を効かせつつ、オニオンの旨みが感じられる奥深い味わい。 口に入れた瞬間に広がるピリッとした辛さの中に、野菜とチーズの旨みを効かせたやみつきフレーバーに仕上げたとのこと。
さすがにこれは辛いだろうと予想する。
こちらは、ビールがなくては始まらないと思わせるコクのある大人の辛さで、しかし決して激辛ではなく「何か飲みたいなぁ」と思わせる程度の辛さである。またスパイスの辛みの奥にオニオンの甘さが控える二段構えで、ビールに限らずどんなお酒にも合うことだろう。
同社によると今回のリニューアルの理由として「今まではファミリー層をメインに幅広い人々へ向けて商品開発していました。一方、実際に購入する方は30~40代男女が中心であることを踏まえ、日頃からドラゴンポテトを楽しんでくれているユーザー層に向けてターゲット絞り、今回のリニューアルを実施しました」と、はじめから大人向けに開発をしたことが垣間見える。
ちょっとした間食やお酒のおつまみに、新しくなったドラゴンポテトを試してみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影