ようやく出た!ファンタの大人ライン『ファンタ プレミアオレンジ』が新登場でグレープがリニューアル!

  by 古川 智規  Tags :  

コカ・コーラシステムは、フルーツ炭酸飲料「ファンタ」ブランドから、オレンジそのものの果実感を味わえるようオレンジパルプとオレンジの果皮ごと使用したすりつぶし果汁を使用した 大人向けの特別な「ファンタ プレミアオレンジ」を新発売している。また昨年発売した「ファンタ プレミアグレープ」をさらにすっきりした味わいを追求しリニューアルした。
ファンタといえば知らぬ者はいないほど大人にとっては懐かしい炭酸飲料である。しかし年齢を重ねるごとに徐々に遠ざかっていくのもまた事実。それは嫌いになったからではなく、なんとなく子供の飲み物という固定概念と子供向けの甘さが気になった結果ではないかと考えられる。しかし大人たちの大半がファンタの味を決して嫌いになったわけではないだろうから、かつての子どもの頃の思い出が詰まったファンタを飲んでもらおうと大人ラインを開発しただろうことは察しが付く。
この2商品を実際に飲んでみたのでレポートする。

記者の個人的な感想を述べると、なぜファンタオレンジのプレミアラインが今まで出なかったのかが不思議でならない。もちろん個人の好みだが、ファンタオレンジが一番好きだったからである。ちなみに2番目に好きだったのがファンタレモンである。
記者の個人的な思いはどうもいいこととしても、満を持して登場した「ファンタ プレミアオレンジ」に期待しすぎて大急ぎで冷蔵庫に入れた次第である。
今回新登場する「ファンタ プレミアオレンジ 」は果汁16%で、大小2種類のオレンジパルプを使用したこだわりの新製法で、食感を楽しむことができるだけでなく、オレンジをまるごと使ったすりつぶし果汁を用いることで、甘さだけではないオレンジそのものの味わいを表現してるとのこと。ちなみにオレンジパルプとは紙と無関係で、オレンジの果肉を含む覆っている薄皮や繊維のことであるり、もちろん紙が入っているわけではない。要するにオレンジの外側の皮をむいた丸ごと全部と考えていただければよい。
人工甘味料は一切使用していないので、果汁の甘さを中心として炭酸のさわやかなノド越しも味わうことができる。いうなればノンアルコールカクテルのような大人の味わいとでも表現できようか。

一方リニューアルした「ファンタ プレミアグレープ」は果汁13%で、昨年の発売以来ヒット製品となったようだが、今回のリニューアルで、ぶどうのフルーツ感やプレミアム感はそのままに発酵果汁とすりつぶしピューレを配合し、よりすっきりとした味わいになったとのこと。
ファンタグレープも子供達には人気の炭酸飲料だが、大人向けの「ファンタ プレミアグレープ」はブドウの果汁感と炭酸のバランスがよく、飲んだ感覚としてはノンアルコールのスパークリングロゼワインを若干赤ワイン寄りにしてブドウの果汁を前面に押し出したような甘さだった。甘さや炭酸のさわやかさだけではない、大人の味が確かに存在し主張するという出来栄えだった。

大人のファンタのラインナップが増えることで、子供のころに好みだったフレーバーが果汁の味になり、大人になってもファンタに帰ってくることが期待できる。実はお酒を割っても美味しいので、これを機会に冷蔵庫に常備してみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

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