早朝にテレビを付けたら、たまたま「それいけ!アンパンマン」が流れていた。あまりに懐かし過ぎて、今のアンパンマンはどうなっているのかを見てみることにした。以下は23歳の自称「物書き屋」が(割と)真剣に、懐かしのアニメを見て感じたことを書き連ねたものだ。
「かまめしどんとてっかのコマキちゃん」。私が見た回のタイトルだが、コマキちゃんをイメージできない人がいるかもしれない。どうやらここ数年で登場したキャラのようだ。カレーパンマンやメロンパンナといった“常連”の登場をどこかで期待していたので、なんとなく肩透かしを食らった気分だ。ちなみに20年以上の長寿アニメでは続々と新キャラが誕生している模様。ポケモンと同じで、なんだか付いていけなくなってしまう。
ストーリーは、てっかのコマキちゃんと、どんぶりまんドリオの一人である、かまめしどんが、ジャムおじさんからのおつかいをどちらが早く届けられるか競うというもの。そこをばいきんまんが妨害し、アンパンマンも絡んでいく。驚きだったのは、アンパンマンがなかなか登場せず、しかも意外とあっさりやられてしまった(アンパンの顔を汚された)こと。もしジャムおじさんが抑えられたら、正義のヒーローは詰んだも同然か。
久しぶりの視聴はちょっとしたサプライズ続きとなったが、やはり変わらないものも。懐かしのジャムおじさんの声、ばいきんまんが吹っ飛ばされる際の「ばいばいきーん」にはちょっと安心した。また、競争しながらも人助けをするコマキちゃんと余裕綽々のかまめしどんは、アリとキリギリスの話を想起させ、「さすが子ども向けのアニメ」と思った。こうした感想を持った私。幾分歳をとったということだろう。平成生まれなりに。
ところで、アンパンマンはよく見ていたと記憶しているが、こんな早朝からアンパンマンを見ていただろうかと。VHSで録画していたのか、はたまた当時はちゃんと起きられていたのか。やはり歳をとったということだろう。「それいけ!アンパンマン」はキー局の日本テレビは金曜夕方に放送しているが、他のネット局では週末の早朝に放送していることが多いようだ。懐かしさなどに浸りたい方はチェックしてみるといい。
画像: 日本テレビ「それいけ!アンパンマン」トップページのスクリーンショット
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