はじめまして。
過去に3度のニート、そして2019年4月時点で4度目のニートとなる26歳童貞・げないです。
自分では「プロニート」だと思っています。
「おれのほうがニート極めてるんだが?」という方いたらごめんなさい。
さっそくですが、普段のニュースで犯罪を犯す犯罪者は「職業・無職」と発表されることが多いと感じたことはありませんでしょうか。
自分は無職の期間が同年代の方々と比べると長いので、テレビなどでニートやフリーター・無職の話題がやっているとつい気になって見てしまいます。
なので、「犯罪者に無職が多い」というのは自分の偏見もあると思います。
ネットを探したらこんな統計が見つかりました。
【ランキング】職業別の犯罪率を大暴露! ワースト1位は無職!?
以下は引用になります。
職業別犯罪率ランキング
ワースト1無職 5,056/0.51%
ワースト2学生 4,351/0.44%
ワースト3土木・建設 3,981/0.40%
情報元・ソースは警察庁のデータベースのようなので、こちらを信用して話します。
多少自分の偏見もあるかと思いましたが、やはり無職の犯罪率は高いようですね。
今回は現ニートの私が「なぜニート・無職は犯罪を犯してしまうのか」を解説します。
理由1.ニート・無職の大半は金がない。
これは無職が犯罪を犯してしまう理由で一番大きいです。
大抵の無職は「実家暮らし・すねかじり・引きこもり」の3連コンボを決めています。(ちなみに自分は前職の貯金で一人暮らし中)
いつまでも親のすねをかじれればいいですが、それが許される家庭はごく一部です。
普通に働いている方からすれば「金がないなら働け!」と思いますが、ニートの思考回路は違います。
金がない→でも働きたくない→じゃあどうしよう?
ニートはこう考えます。親からむしれるニートなら親から。それができない環境なら窃盗や万引き。
上の警察庁の「罪種別の検挙数」でも窃盗罪は全体の51%と最大でした。
理由2.ニート・無職は毎日が同じ事の繰り返し。変化のない日々。変わりたいけど変われない。
ニート・無職の大半の人間はやはり引きこもりだと思います。自分も引きこもって暇なのでこの記事を書いています。昼過ぎに起きて、サラリーマンの出勤時間に寝る日々です。
ニートからすれば会社勤めのサラリーマンは、「変化」の連続です。
「今日は新人が入ってきた」とか「今日は上司に怒られた」とか「今日は会社の女の子と距離が縮まった」とか。
普段仕事に追われていて気にしていないかもしれませんが、社会に関わることのない「引きこもり」からすれば素晴らしい変化です。
一方ニートはどうかというと、
「昨日と同じゲームで遊び」
「昨日と同じようなエロサイトで抜き」
「昨日と同じように一日が終わり」
「昨日と同じように朝に寝る」
これの繰り返しです。そこに「変化」はありません。
これを数年・数十年と続けていくと引きこもりの心はどんどん壊れていきます。元々壊れているのにです。(直球)
その心が壊れ切った引きこもりが、上記で説明した「理由1」と組み合わさると「変化」を求めて犯罪を犯します。(自分は犯していませんが、同族として理解できます。)
最初の内はやはり、万引きなどの窃盗でしょう。たぶんゲーム感覚です。
「金がない」と「昨日とは違うことがしたい」この感情がぶつかったときに「犯罪」が生まれます。
万引きが成功すれば、「金がなくても生きれる!」「初めての万引きが成功した!」という感情で充足感や満足感が得られます。
仮に万引きが失敗しても初犯であれば警察を呼ばれなかったり、警告だけのお咎め無しということもあり得ると思うので、
「次はもっとうまくやれる」「次は他の罪にしよう」と結局「変化」を求めることが考えられます。
窃盗などの「比較的軽い犯罪」で我慢・満足できるのも最初のころだけでしよう。
そのうち、その窃盗・万引きも「昨日と同じ万引き」「昨日と変化がない」となり次第に「大きな変化」を求め犯罪はエスカレートしていきます。
上記で紹介した警察庁の罪種別の検挙数2位・粗暴犯の23%のように、親や家族に暴行を働いたりするようになるかもしれません。
最悪の場合、家族へのレイプや殺害もあり得るでしょう。
そこで犯罪を犯せば、「昨日とは違う射精感」「昨日とは違う人を殴った感触」などの昨日とは違った「変化」を得られるのです。
ニート・無職・引きこもりに犯罪者が多い理由は、「変化」が欲しいからなのではないかと考えました。
今現在、仕事に就いている方は普段の「変化」は恵まれていることを実感してほしい、それは誰にでもあるものではないことを。
自分と同じく、ニート・無職・引きこもりの人は「自分の変化を求めて他人を不幸にしない」ように宜しくお願い致します。
日本のニートとその家族が前に進めますように。
画像権利者表記:かわいいフリー素材集いらすとや 様