間もなく春。年度が変わり、新入生、新成人または転勤や転職等で装いも新たに気分一新する時期でもある。
新しいアイテムを手に入れて便利に快適に新生活をスタートさせていただきたく、春の新アイテムを厳選して集めてみた。
コンセプトとしては、新商品のみならず春物というわけでもなく、今後ずっと使ってほしいものを集めることにした。
まずは概要を動画にまとめたのでご覧頂きたい。
■春の新アイテム2019
https://youtu.be/NhFkcacTgkY
第一三共ヘルスケアの「カロヤン」といえば、非常に歴史のある発毛促進剤のブランドだ。発毛促進剤は医薬品で頭髪の悩みのある方は使用していただきたいのだが、今回取り上げるのは医薬部外品のシャンプー2種とコンディショナーだ。
これらには発毛促進剤のような効果はないのだが、抜け毛や毛根周りの詰まりを防ぐことはできるのでいわば「予防」としての効果はある。現状は特に悩んでいなくても、使用することにより将来のために、あるいは現状の頭皮を清潔に保ち頭皮や頭髪の健康な状態を維持するのに役立つだろう。製薬会社の製品ということも安心できるポイントだろう。シャンプーはオイリー用とドライ用があるので髪質に合わせて選択すればよい。
もちろん前述したようにすでに頭髪の悩みがある方は発毛促進剤や以前に記者が取材したサロンを利用したり、あるいは病院を受診する等のケアが必要であることは言うまでもない。
第一三共ヘルスケアの代表的な商品といえば「リゲイン」。「24時間戦えますか。」というCMはあまりにも有名で、懐かしいと思う年齢層の方も多くいるだろう。ドリンクのリゲインはまさに現役の戦っている「企業戦士」のためとも言えよう。写真の商品は24時間戦ってきたかつての企業戦士のための新製品で、ドリンクではなく錠剤である。ドリンクで頑張ってリタイヤする世代向けに同社が投入したこの「リゲイン トリプルフォース」は、指定医薬部外品でリゲインの集大成としてアンチエイジングに特化したもの。ドリンクからスイッチする世代向けともいえ、余分な糖を代謝し、糖と脂肪をエネルギーに変え、活性酸素からのダメージをブロックする成分が配合されている。
顔そりといえば理容院の専売だが、家庭でのひげ剃りは電気シェーバーが主流のようだ。しかしカミソリ派もまだまだ健在で記者は使い分けている。確かにシェービングフォームを使用し、部屋の中ではなかなか難しく、洗い流したりアフターシェーブのケアが必修だったりするので手間と時間がかかるというデメリットはあるが、その剃り心地とさっぱり感は電気シェーバーにはない気持ちよさだ。よそ行きや特別な席の前はカミソリでという方もいるだろう。
そのカミソリのメーカーとして有名なシックが、シェービングフォーム兼洗顔フォーム、化粧水、乳液を発表した。シェービングを知り尽くしたメーカーがトータルケアを考えて開発した「シック ハイドロ」シリーズ。最小限度の手間でシェービング、洗顔、アウターシェーブケアができるのがうれしい。ちなみに写真のカミソリ「ハイドロ5カスタム」は驚異の5枚刃で、なでるだけできっちり剃ってくれるので合わせて試していただきたい。
フュービックのフィットデリは、本来はダイエットをサポートする置き換え食だ。今回取り上げた理由はこの点ではなく、新生活で忙しい方向けに簡単に栄養バランスの取れた食事を時間のないときに食べていただくためである。
本品はリゾット4種で、何が簡単なのかというと、そのまま電子レンジの中に立てて置いてチンすれば、容器に移さずに食べることができる点である。蒸気抜きがパッケージについているのでそのまま電子レンジで温めて、スプーンを用意すれば容器にあける必要もラップを用意する必要なくそのまま食べることができる。使い捨てのスプーンがあれば洗い物が一切でないので、家に常備しておくと深夜でも胃に優しいリゾットがいつでも簡単に食べることができる。
リベルタのQBは記者が個人的に数年間愛用している製品でいわゆるデオドラント剤である。スティックタイプ、クリームタイプと石鹸がある。世の中に数あるデオドラント製品の中でなぜこれを愛用しているのかというと効果はもちろんのことだが「水に強い」という点にある。
汗をかいても海水浴でも効果はほとんど落ちない。そういうことから短期間の旅行や出張でも小さな容器に移してまでも持っていくほどだ。記者にとっては手放せない逸品であり、春から夏にかけて重宝する製品である。
同じくリベルタの「Baby Foot」シリーズは、足に特化したケア製品だ。
写真左側の殺菌・消毒用は靴下様の製品に足を浸して殺菌消毒する。体を洗う時に手から最も遠い部位である足を清潔に保つのに大いに役立つ。
そして写真右の角質ケア用は強力な製品だ。記者も使用したことがあるが、同様に足を浸して小一時間。人により効果の時間は異なるだろうか、記者の場合はその後2日から3日後には角質がぼろぼろ剥がれてくる。最後には皮がむけるようにキレイサッパリ角質がなくなってしまいまさに赤ちゃんの足のようになる。ただし、強力なので角質が割れて傷になっている場合はそちらのケアを先にしないとしみて痛いので注意だ。ドクターフィッシュに通うことはなかなか難しいので、本品でツルツルの足を取り戻していただきたい。
同社の「恋するハミガキ・デンティス」は海外旅行アイテムで度々取り上げているが、今回はポンプタイプを紹介したい。写真右側のポンプタイプは自立してキャップを回す必要がなく、ワンプッシュで必要量が出るので便利。恋するカップルにも共用していただきたい。
写真中央の白い箱「ティースシャイニング」は、ホワイトニングに特化したデジタルガジェット付きのハミガキ。動画で紹介したが、箱の中にはLEDライト付きキーチェーンが同梱されており、これは決してオマケではなく本品に必要なガジェットだ。すなわち、歯磨き後にLEDライトを歯に照射することにより光触媒の原理で歯を白くしていくというもの。もっとも光であれば何でも構わないので日中に太陽に向けて歯をさらすことでも同様の効果があるのだが、おひさまに向かって歯を出している姿は想像してみると滑稽なのでLEDライトの出番となる。キーチェーンとして使用すればちょっとした時の照明にもなるのでガジェット好きの男性にも手を出しやすい楽しいハミガキだ。
リベルタは様々なお困り解決アイテムを開発しているので、体だけではなく部屋のケアにも役立つ製品を見つけることができる。「カビダッシュ」シリーズは、人体に無害な製品で写真左のクリーナーはスプレータイプでどこにでも使えるカビ取り洗剤だ。右側は缶入りの噴霧タイプカビ防止剤で、1分間の連続噴霧でバスルーム中のカビ発生を約3ヶ月間防止することができるほか、ピンポイントで手動噴霧することも可能でエアコンや空気清浄機のケアにも使用してみた。こちらも人体には無害なのでゴーグルやマスクは不要、部屋から出る必要もなくペットがいても大丈夫というすぐれものだ。
加藤貿易のプロテクトエックスシリーズは足のむくみを改善し、疲れ知らずの足をつくる「圧着ソックス」(写真左右)である。つま先ありとなしのタイプがあり、特に部屋で使用することを想定したつま先オープンタイプは一般医療機器でリンパの流れを改善する効果がある。
そして写真中央の普通に見えるソックスは「プロテクトエックス ウォーム」だ。春だから温かいソックスは不要だろうと思われるかもしれないが、実は足冷えや冷え性に悩む男性はかなり多いという。記者は冷え性ではないのでその実感を試すために、「プロテクトエックス ウォーム」とオープンタイプの靴を履いて、気温摂氏6度の中で自動車専用道路をオートバイで約20分間走ってみた。1足で3足分の暖かさをうたう同製品の効果はなるほどオープンタイプの靴でも冷たくはなく、3層構造の賜物だと言えよう。足に触れる層はシルクなのでサラリと気持ちよく履け、3層目のウォームサーバーは吸湿発散に過ぎれる構造になってることから、冷え性でなくても快適に履くことができるソックスであろう。
kenmaのウェアラブルメモ「wemoパッドタイプ」は、ノートパソコンのタッチパッドの横やスマホの裏、あるいはスマホケース貼り付けるタイプのメモパッドだ。
油性のペンやボールペンで直接記入しても指や消しゴムで簡単に消すことができる。しかしながらペンそのものは油性なので水濡れしても消えにくく、実用性は抜群。実際に書いたものが指で消える様子は動画でご覧頂きたい。特殊なインクとゴムで消すタイプのペンもあるが、消すことが前提なので公文書には使用できず便利であるがゆえの制約もある。「wemo」は、普段使用しているボールペンで書くことができるので書く道具に制限がないのが特徴だろう。記者も取材現場でスマホに貼り付けてメモを取ってみたが、シリコンゴム製のパッド本体は書きやすくくっきりと文字が出るので読みやすい。そして接着力が弱くなれば水洗いすれば復活するというエコ仕様はハードな取材現場でも十分耐えることができた。ちょっと差をつけたいアイテムをお探しの方には最適だろう。
以上、多くのアイテムを春の新アイテムとして紹介したが、それぞれのライフスタイルやセンスにより必要なものを選択してあなたのアイテムとして活用していただきたい。
※写真及び動画はすべて記者撮影・収録