「広島ビッグアーチの件で沢山の方からご質問を頂いておりますが、当日は天然芝の上には誰も入らないようなレイアウトになっていますのでご安心ください!」
上のつぶやきはAKB48劇場支配人の戸賀崎智信さんによるもので、AKB48の握手会の会場予定地・広島ビッグアーチの芝の状態を憂慮する声に応えた形。これはいったいどういうことなのか。
「会いにいける」がコンセプトのAKB48全国握手会。東京ビッグサイト、マリンメッセ福岡(九州地区)、真駒内セキスイハイムスタジアム(北海道地区)などに続き、今回は広島ビッグアーチ(中国地区)、Jリーグのサンフレッチェ広島の本拠地として知られる場所が選ばれた。
この決定に対し、一部のサポーターが問題視したのはピッチの芝。そもそも芝の管理はデリケートなもので、サッカーにおいてはその状態も試合の行方に影響を与える。しかもサンフレッチェはリーグ戦で現在首位を走り、握手会の翌週には優勝を争っているベガルタ仙台戦も控えている。「ファンが芝に入れば……」と、サポーターが心配するのも無理はない。
先月、ほっともっとフィールド神戸での握手会でもファンが外野の芝を踏んだことで、芝の張替えを余儀なくされている。芝の管理維持費用は数百万円以上かかることが見込まれる。過去には味の素スタジアム(東京)でも同じような事例があって問題となった。これまでも、そしてこれからもイベント等がその会場を本拠地としているスポーツチームに悪影響を及ぼす可能性は高い(AKB48に限った話ではない)。
握手会の会場発表翌日という迅速な対応を見せた戸賀崎さんに対し、一安心という反応が多い。メンバーの大島優子さんや小嶋陽菜さんらはサッカー好きで知られており、今回の一件で胸を撫で下ろすはずだ。
※画像:AKB48劇場支配人・戸賀崎智信さんのTwitterより引用
https://twitter.com/tgsk48/status/225787566278967296