TAKAMI HOLDINGSが8月24日に大阪市の心斎橋にブライダル業界初の複合ビル「THE DRAPE」をオープンした。
オープン前に同所で開催された「TAKAMI BRIDAL 新戦略プレス発表会」を取材した。
同社の戦略や施設の詳細は動画をご覧いただくとして、概要は次の通り。
施設概要
■施設名:「THE DRAPE」
■場所:大阪府大阪市中央区南船場4-2-11 JPR心斎橋ビル THE DRAPE B1F-3F
■開業日:8月24日(金)
■商業施設面積: 1562.45㎡
■営業時間:10:00~19:00(定休日:火曜日)
■店舗導入ブランド:TAKAMI BRIDAL、
MAGNOLIA WHITE、Knox & Taylor、
Motif Event Design Resort
(※2018年7月現在)
同発表会ではファッションショーが催され、石だニコルさんも登場しトークセッションが開かれた。それらの模様を動画でご覧いただく。
■TAKAMI BRIDAL 新戦略プレス発表会
https://youtu.be/NX6GtDfdZm0
館内を見学
発表会の後、館内を見学した。
ウエディングというと女性用のドレスに目が行きがちだが、男性用のタキシードやダークスーツを扱うコーナーももちろんある。
同社オリジナルのブランドや海外からの輸入ブランド等、豊富にそろってるので新婦のイメージも膨らむことは間違いないだろう。
ちなみに、外側のボリューム感とは対照的に内側はさらっとした生地で記者がドレスを着ることはないが、これならば着心地がいいだろうとすぐにわかる肌触りは見えないところへのこだわりを感じさせる。
オーダーメイドでの販売もあるが、もちろんレンタル品もある。
海外での挙式となると、ドレスをどのようにして運ぶのかという問題があるが、ここにあるものであればハワイにも同じものがあるとのことで、日本で納得のいくまで試着してハワイで同じものを用意してもらえるというのはありがたいのではないだろうか。
ここはVIP試着室。この場でミニファッションショーができるほど広く、照明も調節できるのでスマホで撮影して他者からの見え具合を客観的にその場で判断することもできるだろう。
各種カラーのドレスも多くそろう。微妙な色具合は直接目視しないとわからない面も多いが、逆に目移りするかもしれない。
和服も人気だ。コーナーの入り口からすでに和風造りで雰囲気は抜群。
参列者用の留袖や男性用の紋付き袴もあるので、家族全員でじっくりと選びたい。
時代や価値観の変化、出産や生活のことを考えて結婚についての閉塞的なイメージが先行する昨今ではあるが、バブル期のような豪華絢爛で盛大な挙式だけが結婚ではない。しかしウエディングドレスを着用するというのは今も昔も変わらず女性の憧れであることにはいささかの違いもないのではないだろうか。
各々のカップルの置かれた状況や経済的な観点から臆することなく相談して自分(たち)だけの結婚観を築き上げてみていただきたい。その想いが将来の日本を救うことになるといえば言い過ぎかもしれないが、家庭や子供はカップルの輝かしい未来の出発点であると同時に、言い古された言葉ではあるが国の宝であることもまた事実であると考える。
カップルの想いや不安等々を、さまざまな希望を胸にぶつけてみてはいかがだろうか。きっと祝福されると信じてやまない。
※写真および動画はすべて記者撮影・収録