「ヘルシースナッキング」ってなんぞや?美味しいからおやつ代わりにOK!

  by 古川 智規  Tags :  

ダイエット、シェイプアップ、体作り等々、呼び方や目的は様々ではあるが、やり方もいろいろ。
とにかく食べないで体重を落とす、とにかく運動してカロリーを消費する、どれが良くてどれが悪いのかはよくわからないが、複数の立場の方に取材してみて一貫して共通していたのは「我慢して食べないよりも、こまめに少量を5食でも6食でも食べたほうがいい」ということであった。
空腹を覚えるということは、体がエネルギーを必要としているサイン。それを我慢した挙句に食べるとすべて吸収されてしまうという。考えればごく当たり前の話ではあるが、語弊のある言い方をあえてするとするならば「生かさず殺さず」食べるのがもっともよいのかもしれない。
極論はひとまずおいておいて、1日5食も6食も食堂に行って、コンビニで買ってきて食べるわけにもいかない。通常与えられた食事時間は3食分であり、それ以外は間食となるからだ。その間食はちょっとしたおやつや飲み物でまかなうことが最も多いと思われる。
そこで「ヘルシースナッキング」という言葉が登場する。
すわなち、3食の間の文字通りの間食をスナックではなく健康的に補おうという想いから出た言葉のようだ。

スムージーが一時ブームになったことがあるが、今でもちゃんと売られているしお店でも相変わらずの人気だ。
記者が手に取ったのはカゴメの「野菜生活100 Smoothie」。中でも体によさそうなグリーンスムージーを選んでみた。
とはいえ、青汁っぽいあるいは野菜ジュースっぽいものであれば、体には良さそうでも味や香りで続きそうにない人もいるだろう。
原材料を見てみると、野菜と果物以外は見当たらない。しかし16種類の野菜と4種類のフルーツでは味が心もとないように思える。単純にフルーツの4倍の野菜なのでどうしても野菜ジュースのイメージが先行してしまう。

グラスに注いでみた。色はまさしく野菜ジュースのそれ。ただ、食物繊維が豊富なのはドロドロなので一目でわかる。味を添加物で補って極端に加水していればこうはならないだろう。
見た目はアレだが、飲んでみると野菜の感じはほとんどしない。フルーツのみで作ったミックスジュースといわれてもわからないくらいにおいしい。これであればおやつの代わりに飲んで問題ないし、美味しいので長続きはするだろう。砂糖を使用していないにもかかわらず、よくここまで甘くできたものだと感心する。かといって人工甘味料も使用していない。
通常のジュースに比べて野菜や果汁成分が多く含まれているので、同量でも腹持ちがいいのもありがたい。
もちろんスイーツでもスナックでもフルーツそのままでも立派な間食になるし、スムージーだけというわけにもいかないだろう。そこはバランスの問題なので、各自の気分や環境に合わせて選択肢の一つとして取り入れてみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

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