ジャパンフリトレーから10月9日に発売される「とんでも」スナック菓子2種を発売前レポートする。
何が「とんでも」なのかは追って紹介することとして、まずは商品の名称から。
写真右側が『マイクポップコーン わさビーフ味』、そして左側が『からしマニア からしまみれおでん味』だ。
マイクポップコーン わざビーフ味
『マイクポップコーン わざビーフ味』は、どこかで聞いたことのある名前だが、決してパクリではない。
山芳製菓の看板商品「わさビーフ」とのコラボ商品だ。マイクポップコーンが発売60周年、わさビーフが発売30周年を迎えるにあたってのアニバーサリーコラボということだ。
こちらの「とんでも」は、とにかく美味しいことだ。オリジナルのわさビーフそのままの肉の味とワサビのツーンとくる香りと辛み。
これが見事にポップコーンに融合されている。
見た目にはよくわからないが、袋を開けた瞬間に鼻に来るワサビの香りでピンとくる。
食べれば、ステーキをワサビしょうゆで食べるあの感覚だ。手でつまんで食べるというまどろっこしいことはできない、袋を口に持っていってそのまま流し込むのが「正しい」食べ方といえよう。それほど「とんでも」ない美味しさだ。
10月9日より数量限定で全国発売される。
からしマニア からしまみれおでん味
一方、『からしマニア からしまみれおでん味』は、例のマニアシリーズ第三弾だ。
第二弾も記者はレビューしたが「これはやりすぎ」と表現したほど。その意味でこのシリーズは「とんでも」ない代物だと疑いを持って食べなければならない。
※参考記事
これはやりすぎ!『激辛マニア ハバネロ&アカハチ激辛Wブレンド味』を死ぬ思いで食べきる
https://rensai.jp/223225 [リンク]
さて、脅しはこれくらいにして、まずネーミングが危険だ。からしにとどまらず、からしまみれおでん味と来た。メーカーの説明によると、昆布だしとかつおだしを加えることによりおでんを表現したというが、そこまでして「からしまみれ」にしたかったのか?
実際の味の方はというと、激辛マニアよりはいくぶん食べやすいが、後からじわっと効いてくるのは同じ。やりすぎとまでは言わないが、これを食べるのはやはり若干の勇気は必要だろう。ただし、ただ辛いだけではなく確かにだしの風味はちゃんときいているので、ビールや水等の飲み物を用意すれば美味しく食べることはできる。しかし、やっぱり「からし」には違いないとんでもないやつだった。
記者のおススメの食べ方は、本物のおでんにこれを一緒につまんで食べることだ。もちろん本物にからしは不要だ。スナック菓子の香ばしさと歯触りが、柔らかく煮込んだおでんのうまみを引き出してくれるだろう。冬の肴(さかな)に加えてみてはいかがだろうか。
こちらは10月9日からコンビニで先行発売、16日から全国発売に「踏み切る」。
※写真はすべて記者撮影