本格四川麺が食べられるラーメン店「四川麺匠 炎」が2017年7月24日(月)、秋葉原UDXのラーメンフードコート「秋葉原拉麺劇場」にオープンした。本店舗は、6月30日に閉店した「ラーメン凪」の跡地に入った店で、唐辛子や花椒などの香辛料を効かせた四川麺をウリにしている。
恐れを抱く真っ赤なスープ
「四川麺匠 炎」は、ラーメンフードコート「秋葉原拉麺劇場」に属する新店舗。食券システムを採用しており、タッチパネル式のメニュー表から商品を選ぶ。このまま食券を店頭に持っていくのが大半だが、ここではそのまま席に座り、食券の番号が呼ばれるまで待機するスタイルとなっている。
本店舗の定番メニューは以下の4つ。紹介文はお店側のもの。
四川マーラー麺(850円):唐辛子の辛さと山椒のピリピリ。独特の味のバランスが良く、素直に美味しい!
牛すじ麺(900円):牛スジはとっろとろで美味しい。旨い出汁が出ていて、味わい深い!
塩チャーシュー麺(750円):肉本来の旨味を味わえるチャーシューとあっさり鶏がらスープが美味しい。
焼き餃子(380円):パリッとした食感で中身がジューシーな焼き餃子、美味しい。
ここは“四川麺らしい真っ赤なもの”を食べなければ! ということで『四川マーラー麺』(850円)を注文。麺の量は並盛150g、大盛り230gとなっており、どちらを選んでも同額となっていた。
待つこと約5分。自分の番号が呼ばれて取りに行ってみると、予想以上に赤いものが出てきた。
▲あたい知ってる。これ辛いやつ。
商品名に“四川マーラー(麻辣)”とあったので覚悟はしていたが、これは中々赤い。覚悟を決めて麺を食べようとしたが、麺をすすったとき大量の香辛料が喉を刺激し、少々むせてしまった。……そうだ、こういう系のラーメンは下手に吸い込んではいけないのを忘れていた。
そんなこんなで再トライ。今度はちゃんと吸い込まずに食べてみた。麺は平打ちで、スープが非常に絡まりやすくなっている。北海道産の小麦粉を使用しているようで、食感はもちっとしていて、コシが強い。
たしかに辛いのは辛いが、味わい深くて旨味が強い。唐辛子的な辛さよりも、舌がピリピリと痺れる香辛料のほうが強く感じられた。もちろんスープを飲むと結構辛いが、麺を食べる分にはそこまで辛くない。ああ… 餃子とビールが欲しい……。
夏に辛いものは実に合う。ランチはもちろん、夜にはサイドメニューと共に一杯洒落込むのも良いかもしれない。
店舗情報
四川麺匠 炎
■住所:東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX2F
■営業:11:00~23:00
■電話:03-3526-2330