ブログが続かない
そういう悩みを抱えていらっしゃる方、多いと思います。
かく言う私もそうでした。
セミナー、あるいは異業種交流会に参加し、成功ノウハウを学ぶ。
あるいはたくさんの名刺交換をし、人脈を得た気になる。
その日はとにかく気分が盛り上がり、モチベーションも高いのでブログを書く。
しかしその後が続かない…
結局、ほどなくして挫折。
なぜブログが続かないのか?
おそらく私と同じような方、多いのではないでしょうか?
「ブログで成功を掴もうと思ってブログを書く」
「しかし、一生懸命書いても何も成果がない」
その結果、面倒臭くなってやめてしまう…
例えば「月収100万円を目指す会社員のブログ」なんてのが典型的な事例ですよね。
存在しない成功体験は書けない
実はこの、
「成功体験を書こうとする」
これが大きな間違いなのです。
「年収〇倍アップ」
「トップセールス」
こんな感じのやつです。
むろん、こういう成功事例をブログに書けば、多くの人が見てくれるでしょう。
それをきっかけに、セミナーだったり、あるいは出版のオファーが来ることもあるかもしれません。
しかし、当然ですけど。
大半の人にはそんな成功体験、ないですよね。当たり前ですが。
結局、何を書けばいいのか?
「ブログを書いたらセミナーの依頼が来た」
「セミナーの講演内容、そしてその顛末記を書く」
これが出来れば基本的にブログのネタには困りません。
いわゆる「成功者」と呼ばれる方の多くはこういう感じです。
ところがそのセミナーを受講した方。すなわち「これから成功したい人」はそれができない。
じゃあ、何を書けばいいのかといいますと?
「セミナーに参加した体験」
…違います。というより、それはむしろ書かない方がいいです。
実は、多くの方。即ち「成功体験を持たない」大半の方が書くべき内容。それは、
ごく日常の話
です。
日常の話を書き続けるとは?
私の場合、ホテルの朝食に通うという習慣を始め、それを書き続ける事にしました。
というのも、
早起きをしたい。
そのためには、とりあえず早起きをするきっかけを作りたかったからです。
むろん、単に美味しかったというだけではなく。
・それは駅から何分の場所にあるか?
・入り易そうな雰囲気だったか?
・どの時間帯が混雑しているか?
・眺めはよいのか?
・料理の品数は?(※ビュッフェ形式の場合)
すると、この話をした周囲の反応はこんな感じでした。
「ホテルって、朝食だけ行けるんですか?」
「一度、行ってみたい」
そして、
「案内して欲しい」
これをきっかけに始めたのが「朝食会」です。
現在までに100回以上開催。そして500人以上の方とお会いする機会を頂くことができました。
「人を集める」とは?
ブログという、ネットの媒体において多くの読者を集める。
そして交流会という、いわば「アナログの媒体」。共に共通点があります。
何かといいますと、
客観的な情報を提供する。
例えば、自分が「ブログを読んでもらいたい」あるいは「交流会を開催したい」と考える。
むろんそれは重要です。
しかしそれよりも前に、
・もしあなたがブログに書くとしたら、この場所はぜひ訪れておくとよい
・もしあなたが交流会を開催するとしたら、この場所は押さえておくとよい
・もしあなたがこの近所で食事をするとしたら、この場所がぜひおすすめ
…相手の立場に「成り切る」とでもいいましょうか、自分の利益よりも相手、即ち読み手だったり、あるいは参加者の利益をまず優先するといった感じでしょうか。
テーマを特化するとは?
私の場合、ホテルの朝食でした。
なので、ブログのネタを仕入れるときは、常にホテルを。それも朝食を訪れる必要があります。
もし同じようにブログを続けるとすれば、全く同じようにしてブログを書いていただければよいのですが…
そうでなくても、ホテルには様々な要素があります。飲食店だけでも、
・バー
・ランチ
・デザートビュッフェ
・アフタヌーンティー
何もホテルにこだわる必要はないですよね。
・ラーメン屋
・焼肉屋
・イタリアン
そのような特化も可能です。ただしこのようなグルメブログは基本、激戦区です。
他のメジャーなブログにアクセスが集中し、なかなか自分のブログが読んでもらえないというストレスも抱える事があるでしょう。
そこで少々の差別化を図る方法として、
・新宿の焼肉屋
・池袋の定食屋
このような方法もあります。しかし、あまり地域を限定し過ぎてしまうと「ネタ切れ」のリスクがあります。
そういった問題を回避する方法として、
・徒歩10分以上の飲食店を訪れる
・1000kcal以下のランチ
数字に特化する、という方法。例えばこんな方法もあったりします。そうなれば食べ物のジャンルや地域に縛られることはないですから。
また、駅からの距離が離れていれば、訪れる人が減ります。
そして、味よりも「希少性」が重要となってくる。これは一種の「ブルーオーシャン市場」です。
私自身のホテルの朝食というジャンルもそうなのですが、究極的に味の良さを突き詰めて行けば、これよりもよい味のものは存在するかもしれません。
しかし重要なのは、あくまで、
「一つのカテゴリーの中で最もよいものを決める」
ボクシングで言えば、
激戦区ではない階級の王者
みたいな感じです。確かに激戦区(ミドル級等)の王者の実力は非常にハイレベルです。しかしそれ以外の階級であっても頂点に立つのは困難ですし、また、実際に頂点に立った選手は基本、相当な実力者ですよね。
また、そこで一度頂点に立てば様々なチャンスが生まれます。2階級制覇だったり、あるいは1階級下の王者と対戦する機会ももらえたりする。
だから、まずは頂点に立つことが重要。
電子書籍を出版してみる事に
「ブログ 続かない」
これって意外にニーズが多い分野なのではないか?
ということで、その問題が解決につながるような本を出してみることに致しました。
とはいえ、本の著者としては何の実績もない人間に対し、いきなり出版社が提案を受け入れてくれるほど甘くはないので、
まずは電子書籍で、
コンテンツが完成後、わずか30分で完成です。
そして文字数は約1万字。
これって紙媒体の出版ではちょっと考えられない。ちなみに紙媒体の出版は最低10万字程度の文字数が必要となります。
そして出版までに数か月の期間が必要ですので(原稿が完成するのに3ヶ月程度くらいか)
気になる結果は?
堂々の1位獲得(オンラインマーケティング部門)
全く無名の状態で、かつ「稼げる」といった、派手なジャンルの内容ではないにもかかわらず、この成果は一つの快挙ではないかと思っています。
・特別な実績や肩書がなくてもamazon1位は獲得できる。
大げさ、という方もいらっしゃるかもしれません。しかし事実は事実です。
そしてそこまで行くのにやったこと、
「朝早起きして、ホテルの朝食を訪れた」
予算は1ヶ月に約3000円前後。
概ね1回、居酒屋に飲み会に行くのを我慢すれば捻出できるくらいの金額です。
もしかしたら、セミナーの懇親会や交流会を居酒屋ではなく。それも夜ではなく朝にすれば可能になるかもしれない。そんな数字ですよね。
特別な実績や肩書、例えば「年収〇倍アップ」「トップセールス」といったものではなくて、
今から作ろうと思えば作れるコンテンツ
これで達成した内容です。これは正直、小さいながらも非常に大きな成果だと思っています。
ブログを続けるのは難しくない
多くの人は、最初から成功事例を引っ提げて、セミナー講師デビューをしようとしてしまう。
そしてそれを、いわゆる成功セミナー等で、その講師に売り込もうとしてしまう。
それが上手く行かずに挫折。
ブログが書けない理由って、割とそういう感じ。
「自分でハードルを高く設定し過ぎている」
そんな感じではないでしょうか?
しかし、実際に自分自身がブログを続ける事ができた経験を申し上げるに、
「今、やれることをやり続ける」
そう考えた場合、ブログを続ける事は決して難しくなんかないのです。
だからこそ、
「今、伝えられることを伝え続けてほしい」
ブログって本来、日記ですよね。
だからこそ、今伝えられる「日記」を書き続けてほしい。
多くの読者はきっと、あなたの、その日記を読みたいを思っているはずですから。