4月1日はエイプリルフール。
各企業が出すエイプリルフールネタに注目が集まりました。
気の早い企業は、3月31日のタイミングでフライングで実施するなど、エイプリルフールネタを出したいとウズウズしている様子が伺えます。
色んなサイトでエイプリルフールネタはまとめられていることもあり、今回はちょっと違った切り口でエイプリルフールをまとめてみます。
『真偽のほどが定かではないエイプリルフールネタ5選』
ということで、筆者が拾い集めてきた、
「これってどっち?」
「これまじだったらちょっとすごくない?」
「まぁ、この企業ならどっちかって言ったら本当かもしれない」
という4月1日ならではのネタを5つほど紹介いたします。
まず1つ目。
あの『バーグハンバーグバーグ』が新卒採用を開始したというニュースから。しかもその新卒採用の職務内容や待遇がひどいと話題になっています。
http://bhb.co.jp/4gatsu-baka2012
もうURLからして4月1日ネタ丸出しですが、とはいえこの『バーグハンバーグバーグ』という企業、ふざけるプロの集団のようなもの。過去にもアイレップというネット企業のオフィス移転の際、新しいオフィスで散々ふざけたおしていたこともあり、今回の新卒採用ネタも、真偽のほどが定かではないネタ、の代表格に入るのではないでしょうか。
そして2つ目。
空いている時間で、知らない誰かとお茶をしてミーティングするWEBサービスの『コーヒーミーティング』が、
空いている時間で、知らない誰かとラーメン二郎を食べるサービスに名称含めて変更するというニュースです。
http://coffeemeeting.tumblr.com/post/20235227716/coffeemeeting
ラーメン二郎はご存知、都内を中心にジロリアンというラーメン二郎中毒者を作り上げることで有名なそれはもうハイカロリーなラーメンを提供するラーメン店。ジローミーティングになったらなったで、サービスは成立してしまいそうです。実際にサービスインする可能性を秘めていて、真偽のほどは今後注目していく必要がありそうです。
どんどんまいりましょう、3つ目。
これはもう男子の夢ですね。『ホットパンツ協会』が仕掛けたエイプリルフールネタです。『ホットパンツ協会』は、Facebookに似せた、ホトパンブックというサービスをローンチしました。そのネーミングセンスはさておき、中身は男子必見です。
http://susipaku.web.fc2.com/
Pinterestのような写真共有サービスから、ホットパンツのブックマーク、さらにはホットパンツオフ会まで、ホットパンツを軸にしたサービスがてんこ盛りです。これはこれであってほしいサービスなので筆者としては推していきたく、真偽のほどに注目してまいります。
ここで風変わりな、4つ目。
これはつい先日赤字リリースで話題になった会社の新しいリリースですね。リリースでボケる、というのが最近は主流になりつつあるんでしょうか。
http://japan.cnet.com/release/30017277/
会社の根幹でもある取締役を、『Arrow』というサービスのユーザーから選ぶという画期的な方法で話題を集めています。
本当にユーザーの中から取締役を任命したらかなり面倒な話になると思いますので、真偽のほどに要注目です。
そして最後、5つ目。
これはこの訴訟ブームに乗っかったエイプリルフールネタとでも言いましょうか。
『アドラッテ』というサービスが、あのCMで有名なドリランドを提訴するという内容です。
http://www.halo-web.com/news/adlatteapril.html
『アドラッテ』のCMではタレントのダンディ坂野さんを起用し、CMの最後に「アッアッアドラッテ」というどこかで聞いたことのあるサウンドロゴを入れています。
そのサウンドロゴ、どちらが発祥かわかりませんが、比較としてドリランドのCMも掲出し、似ているので訴訟する!と言っています。
本当に訴訟したのか、訴訟ネタがありなのか、真偽のほどに注目が集まるネタとなっています。
ということで、5つの真偽のほどが定かではないサービスを特集してまいりましたが、どれもこれも力のこもったエイプリルフールネタではなかったでしょうか。
エイプリルフールにネタとして出したのに本当にサービスインしちゃいました!となりえるネタが数々見られたことが特徴的でした。もちろん、マネタイズなどは不明です。
総論としては、「エイプリルフールネタはバカにできない」ということでしょうか。
WEBサイトの制作費、リリース費用を考えると、エイプリルフールネタで発生しているビジネスが少なからずあるようです。
4月バカという言葉のとおり、バカバカしいネタが満載ではありますが、4月1日にみんなでふざけ倒すという、このエネルギー。
もしかしたら、今の日本経済に必要なエネルギーなのかもしれませんよ。