ルノー・ジャポンが、「LOVE」をテーマに作られたルノー ルーテシアに試乗しながら、フランス料理名店のフルコースを味わえる“ドライビング フレンチレストラン”を一日限定オープンするという。このルノー・レストランは1組2名を抽選で招待する。『ドライブ フレンチ フルコース』キャンペーンの応募受付は6月6日(月)19時まで。
このルノーレストランの報道関係者向け体験に参加したのでレポートする。
また、レストランだけではなく、せっかくルノーを運転するので記者は初めてのドライビングレポートに挑戦してみた。
時間の関係上、記者は2軒目からの参加となったのだが、1店舗目の前菜はこんな感じ。
八丁堀のCHIC peut-être。
2軒目の魚料理は、南青山のAbysse。
ここまでは地下鉄とバスを乗り継いで行った。
お飲み物は?と通常ならワインか何かを注文するところだろうが、なにせ車を運転しなければならないので、アルコールというわけにはいかない。
そこで出てきたのが、ワインを作るブドウでつくったスパークリングぶどうジュース。
これが、なんとも言えないおいしさで、どこかに売っているものなら買いたいと思ったほどだ。
パンに付けるというオリーブオイル。
見るからに高級品だろう。
そして、魚料理。
アマダイらしいが、どう見てもお菓子にしか見えない。
しかし、皮をパリッと香ばしく、そして中はふわふわの紛れもないアマダイ。
こんな魚料理は食べたことがない。
と、これで終了。
車に戻って3軒目へ向かう。
もったいない。こんないいレストランなら、ゆっくりもっと食べたいところだ。
記者はここで初めてルノールーテシアとご対面。ここまで回送してもらったのだ。
南青山から阿佐ヶ谷までドライブとなる。
その模様を動画でお伝えするが、記者は専門家でも何でもないので、思ったことを台本なしでただしゃべっているだけなので、ご勘弁願いたい。
■ルノー ルーテシア試乗レポート
https://youtu.be/btsj1anbsto
つたないレポートで申し訳ないが、試乗レポートは以上とする。
さて、3軒目は肉料理で阿佐ヶ谷のLa Maison Courtine。
飲み物は8種類のリンゴから作られたシードル。
もちろん、ノンアルコール。
ベリー系の香りがするが、確かにスパークリングのリンゴジュース。
これも美味しい。
120日熟成させた肉と、なんといっても感動したのは付け合わせのジャガイモ。
これは、カモの油に漬け込んでフライにしたものだが、今までこんなに美味しいフライドポテトを食べたことがない。
これだけでも売ってほしいくらいに美味しいのだ。
肉は言うまでもない。
シェフに聞いたところ、ずっと以前は熟成肉は日本でもあったらしく、欧米では一般的なのだとか。
保存技術や物流の発展に伴いより新鮮な肉を求めるようになり、日本では熟成肉というものは鳴りを潜めていたのが、最近になってまた見直されたということだった。
いずれにせよ、家庭で熟成肉を作ることは極めて難しく、精肉店では保存期間の定めもあるので結局は技術とノウハウのあるお店でつくらなければならない。よってコストがかかってしまうのだそうだ。
最後の4軒目は、渋谷のMONOLITH。
フランス料理店でデザートだけを食べるという、通常では考えられない使い方だ。
クレープだと説明されたが、もうベリーしか目に入らない。
切ってみるとこの状態。
女子は幸せを感じる瞬間なのだろうが、男性の記者も幸せを感じてしまった。
これでは終わらない。ワゴンでお好きなものをどうぞ。
こういう場合は、迷っていても仕方がない。
特にこれが欲しいということでもなければ、正しい注文の仕方は、「全部下さい」だ。
ここに出てきたマカロンでひともん着。
だいたい、マカロンがもてはやされているが、記者はマカロンというものを美味しいと思ったことはただの一度もない。砂糖の塊を食べているようで、マカロンが大好きと言っている女子はウソつきだとさえ思っていた。
そんな話をしていると、隣のテーブルで、記者とまったく同じことを言っている他媒体の女性記者がいたから驚いた。女子もそう思っているのかと安心したのだ。
ところがだ、このマカロン。とんでもなく美味しいではないか。今まで食べていたものは何だったのか。ニセモノか?
と、女性記者と顔を合わせて同じことを思ったのだろう、「違いますね!」。
美味しいマカロンがあるということを知ったので、今度ちゃんと探してみようと思う。
そんなこんなで、駐車場のある有楽町へ戻ってきて、ドライビングフレンチレストランは終了した。
よくよく考えてみたら、ルノーはフランス車なので、フランス車でフレンチを食べて回ったことになる。
こんな体験はなかなかできないが、まだ応募期間はあるので運転経歴2年以上等の条件はあるものの可能な方は応募してみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影