Instagramが、ユーザのフィードの写真の順番を並び替えるための、新たなアルゴリズムをテストする。 2016年3月15日
By Deepa Seetharaman、WSJ
写真共有SNSサイト、Instagramは、親会社のFacebookに続き、ユーザのフィードの写真の順番を並び替えるための、ソフトウェアのアルゴリズムをテストしている。
Instagramの4億人のユーザの内、自分たちのフィードの写真を、再度並び替えている、ユーザの割合は少ない。
写真を並び替える順番は、ユーザが、「いいね」、コメント、あるいは、Instagramを検索した、ユーザの行動や投稿の分析結果に基づいている。
eMarketerによると、Instagramの米国のユーザの割合は、2016年には、15%に増加することが予想されているという。
また、eMarketerによると、2016年には、1ヶ月に、1回以上、Instagramのサービスを使用する、米国のユーザ数は、8900万人になる見込みであるという。
しかし、Instagramサイトへの投稿が増えると、ユーザは、大量の写真の管理を維持することが難しくなるという。
Instagramによると、ユーザは、自分たちのフィードにおける、写真の約70%を見失っているという。
このため、Instagramは、2010年以来、年代順のフィードの写真の順番を、逆さまにしている。
Instagramのフィードにある写真の順番を並び替えるための、アルゴリズムの変更は、より攻撃的で、論争を呼んでいる。
Instagramによると、何人かのユーザが、自分たちのフィードのトップにある、何日か前の投稿に、不平をいったという。
このフィードの写真の並べ替えは、Instagramの16億人のユーザの何人かに、欲求不満の原因になっている。
Facebookは、最新のアップデートで、ニュース・フィードの並べ替えに、オプションを提供する。
「いいね」、コメント、および、検索に加え、Instagramは、フィードのトップに現れる写真の順番の決定において、ユーザの、タイムラインの投稿との関係を考慮するようだ。