博報堂は、どんなぬいぐるみでもおしゃべりにする、ボタン型スピーカー『Pechat(ぺチャット)』を開発しました。3月13日からアメリカ・テキサス州で開催中のテクノロジー・スタートアップのイベント『サウス・バイ・サウス・ウエスト(SXSW) 2016』の博報堂ブースに出展中。商品化を目指して開発を進めているとのこと。
博報堂のプロダクト・イノベーションチーム、monom(モノム)と博報堂アイ・スタジオのHACKist(ハックイスト)が共同で開発した『Pechat』は、好きなぬいぐるみに糸や安全ピンで取り付けて、専用アプリで操作することにより、そのぬいぐるみがおしゃべりしているかのように感じさせることができます。
ぬいぐるみになりきって吹き込んだ声をかわいい声に変換してしゃべる『Voice Chat』、「はじめまして」など、自由にに打ち込んだテキストをかわいく読み上げる『Text Chat』、あらかじめ録音していた台詞をスマートフォンのタップひとつでしゃべらせたり、歌や物語を聞かせる『Tap Chat』、話し声に反応して自動であいづちやオウム返しをしたりする『Auto Chat』などの機能があります。
そのほかにも泣き声を検知して、自身のスマートフォンに通知で知らせてくれたり、好きな台詞で起こしてくれたりお知らせをしてくれたりする、アラーム機能もあります。
本体は電池交換いらずの充電式で、直径5センチ、奥行き1.5センチのぬいぐみに合うボタン型。糸や安全ピンで簡単に取り付けられます。
本体はスマートフォンとBluetoothで接続。最大10メートル離れたところから操作が可能。
子どもとぬいぐるみにおしゃべりさせたり、一緒に歌を歌ったり、昼寝や遊びを促したりと、使い方は十人十色! 親子のための新しいコミュニケーションツールとして使えば、育児がこれまで以上に楽しくなりそうです。
Pechat | すべてのぬいぐるみを、おしゃべりに。(YouTube)
https://youtu.be/z98-KGMeJ5I
Pechat | すべてのぬいぐるみを、おしゃべりに。
http://pechat.jp/