世界のメディア会社が、ユーザや広告主を引き付けるために、自分たちが提供するメディアに、イマーシブなVR技術を利用することに取り組んでいる。 2016年3月10日
By USA TODAY Network
GannettのUSA TODAY Networkは、全米の92の他の地方局と共に、2016年の春に、VR技術を利用した、VRニュース・シリーズを提供するためのWebサイトを開設する。
このVRニュース・シリーズは、「VRtually There」と呼ばれるようになる。
「VRtually There」については、USA Today NetworkのVR Storiesで、概要が紹介されている。
このWebサイトでは、VR技術を使用して、政治、スポーツ、技術、経済の分野をカバーするニュースだけでなく、スポーツ、娯楽、および、ビジネスの話題も、360度ビデオなどの、VRビデオとして提供される。
USA TODAY Networkは、現在、360度ビデオを、PC、スマートフォン(AndroidベースとiOSベース)、および、スマートフォン+Google Cardboard互換VRビューアで視聴でき、さらに、スマートフォン+他の主なVRヘッドセット(FacebookのOculus Rift、Samsung Gear VR、および、HTC Viveなど)で視聴できるようにする。
「Blue Angelsを経験する、360度ビデオ」
VRニュース・シリーズ、「VRtually There」で提供される、VRコンテンツは、USA TODAYのWebサイトの専用ページか、VR Storiesアプリ経由でアクセスできる。
VRコンテンツには、ナレーション、エピソード、グラフィクスを含む、さまざまな形式を特徴を持たせることができる。
USA TODAY Networkは、GET Creativeという、コンテンツ制作会社を利用して、VR広告キャンペーン用のビークルとして「VRtually There」を使用することも計画している。
広告主やマーケッタも、VR技術の魅力的なパワーを、広告やマーケティングに、効果的に利用することを考えている。
究極のアプリは、実世界の環境で、仮想的なコンテンツを、オーバーレイさせることができる、使いやすい、拡張現実(AR)ヘッドセットからもたらされるかもしれない。
(続く)