Microsoftが、米国国防省に、Windows 10を販売する。 2016年2月17日
By Jay Greene、WSJ
Microsoft Windows 10は、米国国防省で使用するのに、十分に、セキュアである。
米国国防省(DoD:Department of Defense)は、同機関の約400万台のPCを、Windows 10にアップグレードする意向を示した。
Microsoftによると、2016年1月における、Windows 10を搭載した、アクティブなデバイスの、1ヶ月当りの台数は、約2億台になったという。
Microsoftによると、DoDは、1年間で、Surfaceデバイスを含む、約400万台のWindows搭載PCデバイスを、Windows 10に、アップグレードする意向だという。
DoDは、長い間、Windowsユーザだったので、この政府機関が、最新のWindows 10に、アップグレードすることに、驚くことはないだろう。
調査会社、Moor Insights & Strategyのアナリストによると、予期していなかったことは、DoDが、意外と早く、Windows 10へアップグレードする意向を示したことであるという。
1つの理由は、DoDが、顔の認証を含む、Windows 10のバイオメトリック認証技術を、高く評価したからかも知れない。
DoDは、Windows 10のセキュリティ機能のどれを使用するかについて、明らかにしていない。
Microsoftは、他の顧客に、Windows 10を売り込む上で、DoDにおける、Windows 10の採用を売りにするかも知れない。
調査会社、Moor Insights & Strategyのアナリストによると、Microsoftは、データ・セキュリティが重要な、金融機関や医療機関などに、DoDでの採用を引き合いに出して、Windows 10へのアップグレードを促すだろうという。