Twitterによると、日本において、2016年1月に、同社のSNSサイトの月間アクティブ・ユーザ数が、3,500万人になったという。 2016年2月18日
By Newley Purnell、WSJ
2015年4Qに、日本でもTwitterの月間アクティブ・ユーザ数の増加率が、緩やかになってきたが、日本では、現在、Twitterの月間アクティブ・ユーザ数は、ライバルのFacebookよりも多くなったという。
Twitterは、2015年4Qに、米国以外の国として、世界で第３位の経済大国、日本において、初めて、月間アクティブ・ユーザ数が、3500万人を突破したと述べた。
Facebookのスポークスマンによると、広告の売上で、Twitterの主なライバルである、Facebookは、2015年4Qに、日本における、月間アクティブ・ユーザ数が、2500万人であったという。
2015年4Qにおける、世界全体の、Twitterの月間アクティブ・ユーザ数は、3億2000万人であった。
これに対し、2015年4Qにおける、世界全体の、Twitterの月間アクティブ・ユーザ数は、15億9000万人であった。
初めて、Twitterのユーザ数の増加は、これまでの３ヶ月間に、フラットになった。
2015年4Qに、米国における、Twitterのユーザの数は、6600万人から、6500万人に、減少した。
新興市場では、広告料が、より低いので、Twitterの広告の売上が、あまり増えなかった。
米国において、Twitterのユーザが減少している状況は、日本や英国といった国にも、現れてきた。
2015年4Qにおける、Twitterの広告の売上は、Twitterの売上全体の6億4100万ドルの、約35%を占めた。
Twitterのアジア・パシフィック、ラテンアメリカ地域を担当している、Shailesh Rao副社長は、2011年に、日本において、Twitterには、700万人以上の月間アクティブ・ユーザがいたが、2015年4Qには、Twitterの月間アクティブ・ユーザ数が、５倍の3500万人を突破したと述べた。
Rao氏は、大手モバイル・キャリアのNTTドコモや、日本で最大のe-コマース会社の楽天のような、広告主を持つ、Twitterの、日本における、広告の売上が、2015年に、世界の平均増加率よりも、２倍に増加したと述べた。
Rao氏は、日本において、Twitterの月間アクティブ・ユーザ数が、Facebookを上回ったので、広告主、メディア会社、および、有名人が、さらに、Twitterの広告サービスを使用するようになると期待している。
Rao氏は、日本における、ユーザ当りの広告の売上が、米国と比較して、どれぐらいあるかを公表することは控えた。
しかし、アナリストは、経済大国として、日本が、Twitterの広告の、主な市場であると見ている。
Rao氏によると、インドやインドネシアのような、人口の多い、新興諸国において、Twitterは、より高い広告率に上げることができるだろうという。
Rao氏は、日本が、Twitterが、Facebookよりも、多くのユーザを持っている、世界で、唯一の国であるかどうかを、明確には言わなかった。
