世界の消費者は、よりスマートな傘を必要としているのだろか? 2016年1月8日
発明家は、どのような日常のオブジェクトを、よりスマートにするのだろうか?
By Geoffrey A. Fowler、WSJ
CES 2016に出展されていた、スマートな日常のオブジェクトには、Belty the Smart Belt(スマートベルト)、Digitsole Smartshoe(スマートシューズ)、Oombrella Smart Umbrella(スマート傘)、Hydrao Smart Shower(スマートシャワー)、Simplehuman Sensor Mirror(スマート鏡)、Owlet Smart Baby Sock(スマートベビーソックス)などがある。
しかし、どのようなスマート・オブジェクトが、日常の生活において、実際に、必要とされるのだろうか?
消費者は、CES 2016に出展されていた、これらのスマートな日常のオブジェクトに、どのようなメリットがあるかを、評価しなければならないだろう。
筆者は、いくつかの重要な、評価のガイドラインを提案したいと思う。
1)スマート・オブジェクトは、実際に、日常の問題を解決するか?
常習的に、傘などを置き忘れる人なら、80ドルBluetoothトラッキング・チップを見つけるかもしれないが、高価な傘になる。
2)スマート・オブジェクトは、実際に、さらに使いやすくなっているか?
荷物が、自動的に、自分の後についてくれば、よいと思うかもしれない。
3)よく使用する、特定のオブジェクトに、どのようなことを感じているか?
水不足のときや、水道代を節約したいときに、お湯の量を節約できるシャワー・ヘッドがあればよいと思うかもしれない。
4)スマート・デバイスが、自分たちの生活において、他のスマート・デバイスやクラウド・サービスと、どのように連携できるか?
スマート・デバイスは、他のスマート・デバイスやクラウド・サービスと、相互に接続し、相互に連携できなければ、価値がない。
例えば、スマート・サーモスタットは、空調やスマートフォンなどと、スマート煙探知器やスマート・ロックは、スマート・ビデオ監視カメラやスマートフォン、および、クラウド・サービスなどと、相互に連携できる必要がある。
しかし、所有者が起床する時間や好みを知っている、コーヒー・メーカは、まだ、少ないだろう。
筆者は、関連する、他のさまざまなスマート・デバイスやクラウド・サービスと相互連携でき、最もスマートで、最も実用的で、最も良いアイデアのデバイスが生き残ることを望んでいる。