‘16.01.05
なぜ、多くのユーザが、2015年の大晦日に、Facebookに、「46年間の友情」を見つけたのだろう? 2015年12月31日
By Deepa Seetharaman、WSJ
2015年の大晦日に、目が覚めると、Facebookから、「46年間の友情」を祝う、このような投稿を見つけた、多くのユーザがいたようだ。
2015年の大晦日に、多くのユーザが、46年前に、Facebookで友達になった人について、Facebookから通知されたという。
このようなユーザは、1969年の大晦日に、月面着陸、Metsのワールド・シリーズの優勝、および、Facebookで新しい友達を作ったことが、うれしかったのだろう。
ただし、Facebookは、誕生してから、11年しか経っていないので、最後のうれしかったことは、明らかに、このソーシアル・ネットワーク・サービスのバグによるものである。
Facebookは、「我々は、チームで、このバグを修正し、若返った気持ちで、2016年の新年を迎えることができる。」と述べた。
Facebookは、このバグで、何人のユーザが、どのような影響を受けたかを、明らかにしていない。
このバグは、Unix Epochと呼ばれているものが原因のようだ。
Unixは、サーバやモバイル・デバイスで採用されている、オペレーティング・システムである。
Unixでは、時間を、実際の日付ではなく、1970年1月1日のグリニッジ標準時の午前零時を「0」として数えている。
このバグは、友達記念日をユーザに通知する、Facebookの「以来の友達」機能で使用している時計が、友達になった時を、実際の日付ではなく、「0」を起点としてカウントした値として、データベースに保存しているので、1970年1月1日のグリニッジ標準時の午前零時から46年経過すると、リセットされることが原因だったようだ。
このバグで、グリニッチ標準時のタイムテーブルで、多くの米国のFacebookユーザが、2015年の大晦日に、この「46年間の友情」の通知を見たようだ。
専門家によると、「以来の友達」機能のアルゴリズムを書いた、開発者は、「以来の友達」機能のプログラムに、ケース「WHERE friendsWithSinceDate != ‘0’」を追加すべきだったようである。