Intelが、Alteraの買収を完了したことを発表した。2015年12月28日
By Intel Newsroom
Intelは、フィールド・プログラマブル・ゲートアレー(FPGA)技術のプロバイダ、Alteraの買収を完了したことを発表した。
Intelは、Alteraを買収したことで、データセンターやモノのインターネット(IoT)市場セグメントにおける、製品の新たなクラスの作成を可能にし、自社の製品ポートフォリオを補完する。
Intelは、同社の事業部になる、Alteraと協調し、次世代の半導体を、より良く、能力の高いものにして行き、自動運転車やマシン学習のような技術を将来的に可能にする、新たな製品を発明し、今日のFPGAビジネスを成長させるために、ムーアの法則を適用するだろう。
Alteraは、Programmable Solutions Group(PSG)と呼ばれる、Intelの事業部になり、AlteraのDan McNamara氏が、この事業部を導いていく。
Intelは、Alteraの顧客を、スムースに移行させ、FPGA、ARMベースのSoC、および、パワー製品を含む、Alteraの多くの製品の、将来製品開発とサポートを継続することにコミットしている。
既存のFPGAビジネスを強化するのに加え、PSG事業部は、Intelのデータセンター事業部(Data Center Group)やIoT事業部(IoT Group)と協調し、次世代のカスタマイズされた、統合製品やソリューションを提供していく。
Intelのプログラマブル・ソリューション事業部(Programmable Solutions Group)の担当副社長、McNamara氏によると、PSG事業部は、今日の顧客経験よりも、さまざまな可能性を提供する、プログラマブル・ロジック・デバイスを作成していくという。
AlteraのFPGA技術と顧客サポートと、Intelの半導体製造能力が結合されると、顧客は、優れた能力、性能、および、低消費電力を特徴とする、次世代エレクトロニクス・システム(サーバ、IoT対応デバイス、車載システムなど)を作成できるようになる。