Googleは、マーケッタが、YouTubeの広告を購入できる数を制限する。 2015年8月7日
By Mike Shields、WSJ
Googleは、マーケッタが、YouTubeの広告を購入できる数を制限するようだ。
Googleに近い筋によると、2015年末までに、マーケッタは、Googleの自動デジタル広告交換、DoubleClick Ad Exchange(AdX)経由で、YouTubeの広告を購入できなくなるという。
このため、Googleは、マーケッタが、Googleの営業部門を通して、直接、もしくは、Googleの2種の広告購入方式である、より自動化された広告の購入を可能にする、ソフトウェア・プラットフォーム、DoubleClick Bid Managerと、多くのマーケッタが、クリック課金広告や検索広告の購入を、より自動化できるようにする、Google AdWordsを通して、YouTubeの広告を購入できるようにするようだ。
過去に、YouTubeの広告を購入するために、DoubleClick Bid Managerを使用する代りに、独自のソフトウェアを使用していた、マーケッタもいた。
しかし、マーケッタは、DoubleClick Ad Exchange(AdX)経由では利用できない、YouTubeの広告のかなりの部分を占める、YouTubeのスキップ可能な「TrueView」広告に注意を払う価値があるだろう。
これまで、YouTubeにより、販売される広告の5%未満が、GoogleのDoubleClick Ad Exchange(AdX)経由で販売されていた。
まだ、多くのマーケッタや広告主は、多くを制御している、GoogleやFacebookのような巨人のエコシステムに注意を払っている。
1つの節によると、このようなマーケッタは、Googleのソフトウェアを使用して、YouTubeの広告を購入しているという。
GoogleやFacebookなどのエコシステムには、従来の大手の放送局や新聞社のように、ユーザ、投資家、広告代理店、広告主、および、マーケッタを含む、共存共栄していく、複数の構成要素がある。