TwitterとFacebookが、ビデオ・アプリの威力を示す。

  by iikura  Tags :  

 TwitterとFacebookが、ビデオ・アプリの威力を示す。 2015年8月14日

 By Cat Zakrzewski、WSJ

 動画の視聴や配信を通じて世界とつながる、ビデオ・アプリ、TwitterのPeriscopeには、1000万人の登録ユーザがいる。

 TwitterとFacebookは、Life On AirのMeerkatのような小さなプレーヤを押しのけ、リアルタイムなストリーミング・ビデオ・アプリで、自分たちの威力を示している。

 4ヶ月前に提供が開始された、Twitterのスタンド・アローンのライブ・ストリーミング・ビデオ・アプリ、Periscopeには、毎日、200万人以上のアクティブ・ユーザがいるという。

 Twitterの動画の視聴や配信を通じて世界とつながる、ライブ・ストリーミング・ビデオ・アプリ、Periscopeには、現在、1000万以上の登録ユーザがいるという。

 これに対し、ライバルのFacebookは、ジャーナリストや有名人といった、プロフィールを持つユーザが、Facebook Live機能を使用して、自分たちのフォロアーに、ライブ・ストリーミング・ビデオを配信できるようにする、ビデオ・アプリを提供すると述べた。

 Life On AirのMeerkatは、ユーザが、ライブ・ストリーミング・ビデオを、スマートフォンから、Twitterのフォロアーに配信できるようにする。

 2015年5月に、ライブ・ストリーミング・ビデオ・アプリ、Meerkatには、トータルで、200万人の登録ユーザがいるという。

 モバイル分析を提供する、App Annieのデータは、PeriscopeとMeerkat間での、隔たりが広くなっていることを示していた。

 Periscopeは、2015年8月初旬に、Appストアにおいて、9番目に人気のある、ソーシアル・ネットワーク・ベースのライブ・ストリーミング・ビデオ・アプリであった。

 Google Playストアでも、これら2つのビデオ・アプリ、PeriscopeとMeerkatの人気には、大きなギャップがあった。

 今年の春に、Meerkatは、AustinのSouth By Southwestで、後押しを得た後に、ライブ・ストリーミング・ビデオ分野を支配した会社である。

 Meerkatの設立者、Ben Rubin氏は、同氏の会社が、ライブ・ストリーミング・ビデオの視聴率を測定していると述べた。

 Periscopeのユーザの測定結果と比較して、誤差が大きかったので、Ben Rubin氏は、同社のストリーミング・ビデオの視聴率の測定結果をリリースすることを辞退した。

 Cisco Systemsの調査によると、消費者のストリーミング・ビデオが、2019年までに、すべてのインターネット・トラフックの80%を占めるようになるという。

 また、Facebook、Twitter、および、Snapchatは、すべて、トラフィックの断片化を望んでいる。

 消費者向けのストリーミング・ビデオのセグメントには、Netflix、Hulu、および、放送局といったプレーヤと共に、YouTubeのような、ビオデ共有SNSサイトへの、ユーザのビデオのアップロードも含まれる。

 Elliott氏によると、Periscopeのユーザ・アカウント数、1000万は、Twitterユーザの3%のみが、Twitterのライブ・ストリーミング・ビデオ・アプリ、Periscopeをダウンロードし、ユーザ登録したことを示しているという。

 Facebookは、Facebook Live機能を拡張することに加え、ライブ・イベント・ストリームをテストした。

 Facebookが所有する、Instagramは、ユーザが、リアルタイムなイベントから、写真やビデオを見つけられるようにする、アップデートをリリースした。

 コンサートやニュースのイベントに関する、物語を作成するために、ユーザのスナップ写真を収集する、Snapchat Liveで、Snapchatは、スナップ写真と会話を楽しむ、SNSサイトの主なプレーヤになった。

 Facebookのライブ・イベントのビデオ配信サービス、Ustreamは、2007年に開始された。

 FacebookのUstreamは、Periscopeによく似ており、日常的なユーザのビデオも流しているが、どちらかというと、ビジネス・ユーザにシフトし、主に、スポーツのようなエベントの、ストリーミング・ビデオを配信している。

 FacebookのUstreamは、Hillary Clintonや「Game of Thrones」といった、プレミアのストリーミング・ビデオを配信している。

IT関連のプレスリリースや記事を抄訳し、ブログで提供しています。

ウェブサイト: http://iikurakoichi.cocolog-nifty.com/blog/