消費者は、ウェアラブル・デバイスに、ヘルスケア関連と電子ウォレット(POS決済)機能を、最も望んでいる。 2015年7月21日
By eMarketer
ウェアラブル・デバイスは、よく知られているが、ウェアラブル・デバイスを所有している、あるいは、購入を検討している消費者は依然として少ない。
Altimeter Groupが、2015年5月に実施した調査によると、米国のインターネット・ユーザの7%しか、ウェアラブル・デバイスを所有していないことが分かった。
DigitasLBiが、2015年3月に実施した調査によると、米国のインターネット・ユーザの、ウェアラブル・デバイスの浸透率は17%であった。
1)米国のスマートフォン・ユーザが、最も欲しいと回答した、ウェアラブル・デバイスの機能の割合、2015年4月
米国のスマートフォン・ユーザが、
最も欲しい、ウェアラブルの機能 回答の割合
タッチスクリーン 48%
GPS 46%
防水 44%
カロリーの追跡管理 42%
万歩計 41%
心拍数の追跡監視 41%
血圧の監視 39%
モバイル・ウォレット 39%
電話の着呼通知 38%
アラーム機能 36%
2週間ぐらいの充電池の寿命 33%
音声制御 32%
ソース:Chadwick Martin Bailey(CMB)、2015年6月16日
Chadwick Martin Bailey(CMB)によると、米国のスマートフォン・ユーザの約60%は、ウェアラブル・デバイスに欲しい機能分野は、基本機能、ヘルスケア、および、モバイル・ウォレット(POS決済)であった。
米国のスマートフォン・ユーザが、基本機能で、最も欲しい機能は、タッチスクリーン、GPS、および、防水機能であった。
また、米国の消費者は、フィットネスとヘルスケアに、ウェアラブルを使うことに、興味を持っており、カロリーの追跡管理、万歩計、心拍数の追跡監視、血圧の追跡管理といった機能の要求が高かった。
2015年6月の調査において、IDCは、世界のウェアラブル・デバイスの出荷台数は、2014年の2640万台から、2015年には、173.3%成長し、7210万台になると予測している。
IDCは、2019年に、世界のウェアラブル・デバイスの出荷台数は、1億5570万台になると予測している。
2015年5月の調査において、TECHnalysis Researchは、2014年における、世界のウェアラブル・デバイスの出荷台数は、2300万台で、2020年には、1億7500万台になると予測している。