MicrosoftのAzure Site Recovery (ASR)は、複数プラットフォームのクラウドへの移行を容易にする。 2015年7月17日
By Pedro Hernandez、eWEEK
企業は、VMware, Amazon Web Services, Hyper-V、および、物理サーバで動作する、ワークロードを、Microsoftのクラウドへ、容易に転送できるようになる。
Microsoftは、フロリダ州のオーランドのWorldwide Partner Conferenceで、仮想マシンと物理サーバを、Microsoftのクラウドに、移行するプロセスを簡素化する、Azure Site Recovery (ASR)移行機能の提供を発表した。
企業は、複数の環境(VMware、Hyper-V、Amazon Web Services (AWS)、および、物理サーバのワークロードを、Azureクラウド環境へ移行できるようになる。
現在、Microsoftは、香港、サンパウロ、ブラジル、および、米国の東部と西部を含む、17地域で、Azureクラウド基盤を構築し、クラウド・サービスを提供している。
企業は、オンプレミスのワークロードを、Azure Site Recoveryで、Azureクラウド環境に複写し、1ヶ月間無料で試用できる。
現在、Azure Site Recovery (ASR)は、Hyper-V 2012, 2012 R2と2008 R2 SP1、VMware vCenter Server 5.0, 5.5、ESXi 5.0, 5.5、物理サーバ、および、Amazon Web Services (AWS) Windows Amazon Machine Images (AMIs)を含む、ソース環境の、Azureクラウド環境への移行をサポートしている。
Azure Site Recoveryは、ハイブリッドなクラウド環境を移行するために、Microsoft Operations Management Suite (OMS)を使用している顧客が、利用できるようになる。
メディアやビデオの制作会社向けに、Microsoftは、より多くのメディア・ファイル形式、コーデック、および、H.264エンコーダなどのサポートを提供する、Media Encoder Standardのリリースを発表した。
Microsoftによると、この新たなエンコーダは、Azure Media Encoderと同じ価格であり、ビデオ・オンデマンド・エンコーディングに価格は、1ヶ月あたり、最初の5テラバイトに対し、出力ギガバイト当り、1.99ドルからであり、1ヶ月あたり50テラバイトに対し、出力ギガバイト当り、1.29ドルになるという。