Yahooが、iOS用のビデオ・メッセンジャー・アプリの提供を開始する。 2015年7月17日
By Chris Preimesberger、eWEEK
YahooのiOS用のビデオ・メッセンジャー・アプリ、Livetext for iOSは、スマートフォンを、テキスト・メッセージング機能を持つ、ライブTVカメラに、最も近いものにする。
ビデオとメッセージングは、新たな時代のスマートフォンにおいても、継続して、重要な機能の要素になるだろう。
Yahooは、2015年7月17日に、テキスト・メッセージングの背景にビデオを表示する、新たな、iOS用のビデオ・メッセンジャー・アプリ、Livetext for iOSの新版の提供を開始した。
Livetext for iOSアプリは、スマートフォンを、テキスト・メッセージング機能を持つ、ライブTVカメラに、最も近いものしている。
Livetext for iOSアプリは、ユーザが、スマートフォンで、メッセージの背景に表示される、相手の映像を見ながら、テキスト・メッセージでチャットできるようにしており、敢えて、音声では会話できないようにしている。
Livetext for iOSアプリは、スマートフォンを使用して、ユーザが、騒がしい場所でも、相手の顔を見ながら、メッセージ・チャットするのに向いている。
カリフォルニアのサニーベールを拠点とする、Yahooは、2015年7月17日に、香港のiTunes App Storeにおいて、Yahoo Livetext Video Messengerという名前で、このアプリの提供を静かに開始したが、Android用、Windows用、および、BlackBerry用の提供時期については、特に、発表していない。
ユーザは、Livetext for iOSを使用して、SkypeやFaceTimeのように、ビデオ電話を行うことはできないが、チャット・セッションに参加して、メッセージの背景に表示される、相手の映像を見ながら、メッセージ・チャットを行うことができる。
Facebookは、2014年初めに、WhatsAppを、190億ドルで買収し、MessengerのSMS機能を再構築している。
Yahooは、2ヶ月ぐらい前に、オリジナルのYahoo Messengerアプリを、iTunesから削除している。
主なSNSプロバイダだけでなく、Microsoft、Cisco Systems、Intel、RingCentral、Verizon、AT&T、VMwareなど、他のITベンダは、顧客をサポートするために、メッセージング・サービスを提供しているが、ビデオ機能を追加する、ITベンダも出てくるだろう。