若い世代のテレビ離れが深刻であるという結果が2011年11月11日号の週刊ポストで紹介されています。
「若者がテレビ番組を観なくなっている」
という内容で記事は掘り下げられています。大変面白い記事ですので気になる方はぜひチェックして見て下さい。
この記事ではその内容をさらに小さな単位でより具体的に掘り下げてみようと思います。
先日、友人(23才看護士)宅に遊びに行った際の出来事です。
彼が仕事以外の時間でテレビを見ている時間を聞くと何と平均で15分以下でした。
豆知識ですが看護士は月の半分はお休みです。
ですが彼は看護の仕事で疲れており趣味にあけくれたり副業をしているわけでもありません。彼は仕事以外の時間を何に使っているのか?
実は彼は仕事以外の時間をほとんど部屋でYouTubeを見る事とfacebookをする時間に割いていたのです。そしてYouTubeで最近はまっている動画を聞くと「結婚式のプロフィールムービー」だと答えるのです。
つまり、素人がつくった動画を素人が楽しむ。
しかもその傾向はオタク文化のスケール感ではなく全ユーザーへと広がっていっている。
かたやプロがつくったテレビ番組は無視されている。
もちろんテレビはまだまだ皆さんが映像を楽しむ一番のツールである事は間違いありません。それは、テレビ局という大型の制作組織がタダでユーザーにコンテンツを提供しているからです。
しかし、現実に僕の友人のような若者は増加しています。
彼らは何故テレビを観ないのか?
先日亡くなられたスティーブジョブズがアップルの核弾頭として新たなテレビを開発していたという事が話題になっています。そして現在もアップルではその計画は続行しており新CEOのもとで近々発表されるのではないかと期待されています。
ジョブズが夢見ていたのは、インターネットとテレビの境界線を崩壊させる事だったのではないでしょうか?
チャンネルではなく、全てのコンテンツを検索ワードから選ぶ。
視聴者がより能動的にコンテンツを選択していく形です。
テレビもインターネットも、ユーザーの何を奪い合っているのか?
そもそもの分母の定義は何か?
それは、「時間」です。
ユーザーの時間を奪い合っているのです。
そして、今後はユーザーの時間は間違いなく「選択出来る」コンテンツへと流れていきます。もう受け身でユーザーがコンテンツを消費してくれる時代は終わったのです。
YouTubeへ皆さんが動画をアップロードしてテレビ局にユーザー数で勝つ事が出来る時代が近づいています。
タイトルにもあります自主制作PVをYouTubeにアップして、
自分たちの楽曲やライブをより多くのユーザーに発信する絶好のチャンスなのです。
しかし、自主制作の現場は深刻です。
友人のセミプロ等に依頼すれば確かに安価にはつくれますが納期が守られなかったりクオリティが満足出来ないものだったりします。またそのような場合ですと作って終わりになってしまい、その動画のアクセス向上の対策が一切とられていない事が大半です。
ユーザーが能動的になっているからこそ選ばれなければいけないですし、
テレビのように流してOKという安息の瞬間はありません。
さらにプロの制作会社に依頼するとなると見積もりを見てビックリ、新車が一台買える金額だったという事が多々あります。その割に画質は良いけどセンスがないし発想が古いと感じて満足出来なかったという感想を何度も聞いた事があります。
ですが、若いクリエーターがいて安価にPVを制作してくれる会社は徐々にですが出現してきています。
もちろん中にはアクセス数の向上までフォローしてくれる会社もあるのです。
自身も動画の制作をしていますのでこのような案件には日々対応しています。
自主制作PV(音楽/ダンス)のYouTubeアップロードにおいて重要なのは、
1. プロに制作してもらう事
2. 正しい予算で依頼する事(高すぎても安すぎても良い結果は生まれない)
3. 制作した後の、動画のアクセス数対策もしっかり行う事。もしくはそれが出来る会社に依頼する事。
以上の三点です。
そしてその会社が制作した動画を事前にチェックしてセンスとクオリティを把握する事と、見積もりをしっかりと確認する事。もしくは予算を先に伝えて見積もりを上げてもらう事。これらが落としてはいけないポイントです。
インデーズレーベルのバンドでも
アマチュアのバンドでも
趣味で演歌を歌っている人でも
ダンスのチームを組んでバトルに明け暮れている人でも
今、最大のチャンスが来ようとしています。
コネやお金が無くても、ネットという平等な環境がチャンスを与えてくれるのです。
まずは一度制作会社に相談してみてはどうでしょうか?
YouTube上には様々な制作会社がチャンネルを用意してくれています。
以下に自身の制作したチャンネルを参考に載せておきます。
このチャンスを逃す手はないです!
皆さんも伝えたい事をぜひYouTubeで発信していきましょう。