タイ語の街角 vol.2 / フルーツの屋台 サイアム駅付近

こんにちは、タイ語研究家のジョナサンです。タイには日本ではあまりお目にかかれない屋台が街にあふれています。人が集まる所には必ず屋台が出ており、手際よく仕事をしています。

写真の場所は、バンコクの中心街にあるサイアム駅(สถานีสยาม)の駅を降りた所です。ここは日本で言う銀座のような所なのですが、いろいろな屋台が出ています。この屋台はカットフルーツの店で、注文するとその場で一口大に切ってくれます。パイナップルやスイカは一年中あるので、果物好きにはたまらないです。マンゴーは4月〜6月くらいが旬ですので、甘いマンゴーを格安で食べたいのならこの時期にタイに行くのがいいですね。フルーツの下に氷をいれているので、暑いところで冷え冷えの果物を堪能できます。ちなみに果物の王様のドリアンもマンゴーと同じ時期に旬を迎えます。こちらは店先で、とげとげのドリアンをパカパカ割っていくので、見ているだけでも面白いです。周囲50mはドリアンの匂いが立ちこめます。

このケースの中は、写真からだと分かりにくいのですが、左からパイナップル・ラムヤイ(茶色の丸い果物)・スイカ・パパイヤ(熟したもの)、マンゴー(皮が緑色の種類)のようです。料金は、写真のお姉さんが買っているサイズくらいで10バーツ(約30円)くらいです。この値段で新鮮なフルーツが食べられるのはうらやましいです。

この台車は รถเข็นขายผลไม้สด (果物売りの台車)と呼ばれ、タイの各地で見られます。何かのデーターで見たのですが、フルーツ屋の屋台の利益は1日平均300〜400バーツくらいだそうです。

* 今回のタイ語フレーズ *
สถานี:駅
สยาม:サイヤム(地名)
รถเข็น: 台車
ขาย:売る
ผลไม้:果物
สด:生の、新鮮な

*写真はすべて筆者がタイ・バンコクにて撮影

・タイを中心とする東南アジアの言語・文化を研究しています。 日本のメディアにはあまり登場しないタイのニュースをわかりやすく伝えていきます。最近は、タイの農業・地場産業の動きに注目しています。 ・好きな食べ物:ドリアン、パッタイ