百合嫁漫画 江川広実
百合嫁=レズビアンカップルの妻・藤間紫苑です。
さて、私の百合嫁の略歴を書いておきます。
1987年にカノジョと出会い、88年・高校卒業と同時に付き合い始めました。1992年頃からカノジョと同居。それから色々ありつつも同居は続き、今に至ります。
途中まで働いていた私ですが、何度かの危篤と体調不良を経て、今は家で主婦をやっています。というわけで「百合嫁」です。
よく聞かれるのが「どうやってカノジョと出会えるんですか?」というもの。
二十歳以上はクラブ『パナシェ http://r.goope.jp/panache/』や『ゴールドフィンガー http://www.goldfingerparty.com/』に行って声を掛けるという方法があります。
それらは検索してもらうとして、私達の出会いや経験を書いてみようと思います。
私とカノジョが出会ったのは高校の図書室でした。
ちまたにあるハートフル百合漫画を想像したキミ、想像力を養いなさい。
その時、私はスカートの制服にジャージのズボンという姿でした(共学)。
髪型は7、3分け(去年からまた同じような髪型に戻ってます)。暑ければ頭を水道水で洗っちゃうような女子高生でした。
そんな私になんか知らんがカノジョが一目惚れ。
そこから恋が始まります。
私の恋はどうかというと、カノジョは人気がある先生だったので、クラブに誘われた時、超びっくり! って感じでした。
私は本屋に勤め、カノジョは大学院へと進み……。
平和そうですが、私の母は高校時代から危篤の繰り返しで、私が高校を卒業して暫くして、とうとう長期入院になり、ゆっくりと長く、意識不明になっていきました。
その頃、私は家族にカムアウトしていませんでした。でもカノジョは毎日、私の通院に付き合ってくれて、家族に会わないよう、近所のモスバーガーで待っていてくれたのです。
とても嬉しかったのを今でも覚えています。
次回に続く。