「ゲームディスクやソフトカードの入れ替え、なんだか面倒くさいなぁ」
「カセット差込口の調子が悪い時があって、よくフーフーと息を吹いて直していた」
「目当てのソフトを買いに行ったら、どこの店も売り切れ……予約しておけばよかった……」
長年にわたって多くのゲームに触れ続けている方であれば、そう感じたりした経験も多いことだろう。
だがしかし、そんな不満とはすぐにおさらばできる方法が身近に存在しているのだ。
それは他でもない、ゲームソフトの『ダウンロード版』である。
既に利用している人も当然いるだろうが、まだまだ「そういうのはよく知らない」「パッケージ版以外を買うのは抵抗がある」といった意見を持つ人も多いので、今回はそういった人たちが『ダウンロード版』について少しでも知ってもらえる良い機会になれば、と思う。
たかがゲーム、と侮るなかれ。
今や、家庭用ゲームソフトも「ダウンロードしてプレイする」のが当たり前の時代へ移り変わりつつあるのだ。
ではまず最初に、『ダウンロード版』のおおまかな特徴についてご紹介しよう。
ダウンロード版のメリット
・売り切れることがない
・ディスクやカードの入れ替えが必要ない
・ロード時間がディスク版等よりも少し早い
・パッケージが存在しないので棚などを占領しない
・ゲーム機本体と決済手段を整えるだけですぐにソフトを購入できる
・いくらか値段が安く、かつ公式セールやキャンペーンなどが行われやすい
ダウンロード版のデメリット
・店頭に売ることができない
・インストールに時間がかかる
・他者への貸し借りが安易にできない
・購入・ダウンロード時のネット接続が必要不可欠
・各種サービスアカウントの作成・ゲーム機への紐付けなどが必要
・説明書やパッケージがないので『買った時の楽しみ』や「ワクワク感」が薄い
・ゲーム機のHDDや内部記憶領域の残量がないとインストールできず遊ぶことができない
では結局、どちらを買うのが良い?
人によってどちらが良いかは異なるので、自分に合った方やソフトによってその都度選択して購入していくのがオススメだ。
(例:皆でよく遊ぶ、売りたくない、頻繁に遊ぶソフトだけはDL版にする、など)
そして最近では「発売日の0時からすぐに遊べるようになる」仕組みも導入され始めてきた。
従来のDL版は「ダウンロード開始が0時あるいは日中から」というのが主だったため、購入してもすぐにプレイすることができなかった。
しかし、PSstoreなどでは「データを事前にダウンロードしておき、発売日の0時になった瞬間に起動して遊べる」ことが可能なソフトが増えつつある。
そんなPSstoreの公式動画がYoutubeにアップされており、再生ボタンを押すと『某勇者王』風のナレーションによるアツい解説が流れてくる。
※こちらはあくまでもPS4/PS3/PSVitaのサービスなので、WiiU/3DSなどの場合は『ニンテンドーeショップ』を利用する。
ゲーム屋さんではもちろん、今ではすっかりコンビニなどでも『購入に必要な各種ポイント』や『ダウンロード版購入コード』が記されたカードが販売されているので「ちょっとハードル高いかな……でも興味はある」という人は、ぜひ手にとってみてはいかがだろう?
(タイトル画像:http://www.jp.playstation.com/psn/から引用)