なれるもんですよ。ホンモノのヒーローに。
突如あらわれた戦隊ヒーローに、周囲がザワついた。
我々は戦隊ヒーロー。
当然、知らない人から「写真お願いします」と何度も求められた。
ブルーは「あぁ、いいっすよ」と得意げだ。
勝手に撮ってる人もいたが…、意外と悪い気はしない。
車で通りすぎて、わざわざ戻ってきた人までいた。そりゃそうだ。我々に会える機会はなかなかないからな。
…なんでこんなことをしたかって?
そりゃ、ヒーローになりたかったから。
友人の結婚披露宴での余興を頼まれたら、何をするか困ることがあるだろう?
ヒーローになるのも、悪くないもんだ。
男38歳が6人(+撮影者)。コスプレ動画を撮影・編集。結婚披露宴で流す予定さ。
もちろん動画を流すだけでなく、新郎新婦の前に変身して登場するつもりだ。
ウケるかスベるか。それは分からない。
しかし、マスクをかぶれば意外と何だってできちゃうってのが、大きな発見だ。
我々は戦隊ヒーロー。スベる困難があっても、負けるわけにはいかないのだ。
※小林夫妻、ご結婚おめでとうございます。
夫婦の平和を守る、戦隊ヒーローより。