さて、最近は横浜での洋食巡りを繰り広げる筆者ですが、本日ひとつの答えが出たのでココに発表します。
「濱で最強の洋食屋さんはレストラン テルである!!」
まず食べ物屋さんで強いとか弱いとか、やや意味不明ですがハッキリ言って「最強」以外の言葉が思い浮かばないのです。
と、言う訳でどんだけ『レストラン テル』が強いのかを紹介してみましょう。
雑誌の数が半端なく最強!
まず店内に入ると、その圧倒的な漫画の数に驚く事でしょう。漫喫か? ココは漫画喫茶なのか?
と、思わず本来の目的を忘れて『北斗の拳』を読んでしまう自分にビックリします。
無論、漫画が多いだけでは「最強」と呼ぶのは早計でしょう。しかし! なんと『レストラン テル』にはエロ系も半端ねぇ×2って勢いで積まれているのです!! これは特筆すべき点でしょう!!!
ちなみに『レストラン テル』は意外とカップル的な何かも来店します。当然、横浜最強のレストランなのでランチタイムは混みます。しかもカウンター席はありません。かなりの確率で相席となるのです。
「エロ雑誌を読んでいる時に限って、幸せそうな男女と相席」
これが『レストラン テル』のあるあるです。お前らデートする時は店を選びたまえよって話ですが、真昼間からエロ雑誌を読んでいる人間は説教出来る立場にありません。
このような場合「別の雑誌に取り換える」と言う行為は逆に恥ずかしいので、思い切って2冊目のエロ雑誌、出来ればよりマニアックな「エロ劇画系週刊誌」を持ってきてテーブルの上に置いておきましょう。
なお、子供連れの家族が相席になった場合、速やかにエロスの香りがする雑誌は放棄し、健全な雑誌に切り替えるのが紳士の嗜みです。マナーは守りましょう。
圧倒的な価格設定が最強!!
まずランチタイム(11:30~14:00)だとランチメニューとして
「400円」(税込)
という、神のようなメニューが降臨なされます。もちろんサラダ、スープ、ライスが付いて400円。これは強い! 強すぎて勝てる気がしない!!
まず横浜的には「洋食屋さん」はめっさ多いのですが、さすがにランチでも400円は無いですね。
筆者も大好きな『イタリーノ』(ランチタイムは行列覚悟)ですら、サービスのランチで600円。最強かと思われていた老舗の『ミツワグリル』の580円すらブッちぎりです。
味もボリュームも最強?
さんざんランチ400円をフィーチャーした挙句、筆者のオーダーは「オムライス大盛り」である。さしてランチタイムは関係ないと言える。だが、すでに昨日の夜から
「よ~し、明日はオムライス食べちゃうぞ~」
みたいなモードで就寝したので、あえてココは「オムライス大盛り」でやらせて頂く事にします。
「ところで、このオムライスを見てくれ こいつをどう思う?」
どうです? さっきまでエロ劇画が置かれていたテーブルが、今はこんな感じですよ。これが『レストラン テル』の陰と陽って奴ですよ。
若干、オムライスが大きすぎて、どんだけ大きいのか分かりにくいのが残念ですね。しかも『レストラン テル』のフォークとナイフはチョイと長いので対比で見ると、さして「デカ盛り感」が伝わらないかもです。
しかし、店がちょいちょい混んで来たので撮影も巻きで進行せざるを得ないと言う諸事情もあるので勘弁して下さい。
まあ、実際に食べてみる時のお楽しみって事で、よろしいんじゃないでしょうか? 普通のオムライス3個食べられるなら完食出来ると思います。
ちなみに中身の「ハムライス」は完成度高いです。このケチャップ加減は何十年と言うキャリアから生まれる奇跡の配分と言えるでしょう。炒め具合も完璧で何も文句が出て来ません。
しかも卵は薄く巻いてある感じです。いや、大盛りなので巻いている感は薄目ですが、いわゆる「トロトロ」と真逆のタイプです。
ここは賛否が分かれるところかもですが、筆者的には薄いのもありかなと思います。逆にマニア的に細かく言うならば
「トロトロはデミソース、薄く巻いてあるのはケチャップ」
って棲み分けで良いかと存じます。薄く巻いてある「昔ながらのオムライス」みたいなのは、やっぱりケチャップが安定でしょう。
そしてサラダもいいですね。若干、オムライスがデカ過ぎてサラダが少ないようにグラフィック的には見えますが、普通に小鉢に入ってるくらいの量はあります。
ちなみに写真の「オムライス大盛り」は「オムライス」(450円)にプラス100円で大盛りって感じです。つまり合計550円。
この味、ボリューム、価格、雑誌(エロ含む)の豊富さから間違いなく「濱で最強の洋食屋さん」を名乗って良いと思われます。
総評
他にも「住宅街に溶け込み過ぎて場所が分かりにくい」みたいなステルス性も高めだったり、周辺の道路事情が一方通行過ぎてヤヴァイなどなど、色々な意味で最強です。
あと普通は「Aランチ」みたいなランチは基本的にハンバーグも揚げ物も「作り置き」(を温める)ってのが普通な世界ですが、この『レストラン テル』は毎回作ってる方向で頑張っているのが素晴らしいです。
その為、少々待たされる時間も長めですが、そこは山のように積まれた漫画や雑誌を読んで待ったら良いのです。
と、言う訳で是非とも『レストラン テル』に訪れてみて下さい。味も値段も大満足、筆者イチオシの洋食屋さんです。
住所 神奈川県 横浜市 西区 浅間町 3-165-4
営業時間 11:30~20:00(14時過ぎに休憩あり)
定休日 第2、第4日曜日