先日iOSマルウェアの『WireLurker』が発見され話題になった。
『WireLurker』はWindowsやMacに感染し、感染したコンピュータにiPhoneやiPadにUSB接続をするとiPhoneやiPadにも感染するというマルウェアだ。
比較的安全と言われてきたiOS端末ですらこういった危険が迫りつつある、スマートフォンのウィルスはもう当たり前に感染することを認識していかなければいけない。
そんな危険なマルウェア/ウィルスを解説していきます、これを機にセキュリティ意識を高めていきましょう。
Android VS iOS
今回話題になったのはiOSマルウェアの『WireLurker』であるがAndroidとiOSどちらの方がウィルスに侵されやすいのか、両OSの特徴と危険性をまとめていきます。
【Android】
・世界の80%近いスマートフォンOSのシェアを誇るためターゲットになりやすい。
・管理しているマーケット以外からもアプリのインストールが可能であるため悪意のあるユーザーでもアプリの配信が可能である。
・プロテクト解除などによるソフトウェアの改造、アプリの不正使用が蔓延している、それに付随してグレーマーケット等が存在している。
【iOS】
・マーケットはAppleが完全管理、厳正な審査が通ったアプリしか配信できないため信頼できる。
・JailBreakをはじめとするiOSソフトウェアの不正改造を行っているユーザーはウィルス感染リスクが高い、またAppleの保障やサービスも一切受けれなくなる。
上記にあげた内容から考察するだけでもAndroidの方が危険性が高いことがわかります。
セキュリティ意識を高めて危機回避
なにも意識しないで使用していると知らぬ間にWEBサービスのアカウントハックにあったり個人情報を抜かれてしまいます。
対策方法を記載しますので今日からセキュリティ意識を高めていきましょう。
・信用のできない配信元のアプリはダウンロードしない。
・知見がないソフトウェア改造は絶対に行わないようにしましょう。
・セキュリティ対策アプリの導入する。
・OSアップデートは頻繁に行いましょう。
これを守るだけでまず間違いなく危機回避可能であります、今までの使用方法で危険性を含む部分がありましたら一度端末を初期化したほうがいいかもしれません。